2014年3月12日 (水)

封じ手時刻が近づく

17時10分ごろ、渡辺王将は30分以上時間を使っている。大盤解説会では「封じ手になるかもね」と近藤六段。近藤六段はタイトル戦でも多く記録を取った経験があり、その話で盛り上がる。
近藤 この時間になると、記録係も「そろそろ書かなきゃいけないのかな」と思うようになるんですよ。動きそうにない駒を(封じ手用紙に)書いていって、立会いの先生に「用意できてるかい?」と言われたらサッと渡す。これが名記録。私はこういっちゃなんですが、そういうことは全部しておりました。
鈴木 (対局室モニタで梶浦三段を見て)全く動きがないですよ。

封じ手にする定刻18時が近づく。鈴木八段は控室に戻ってくると、封筒の準備を始めた。

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