2014年3月13日 (木)

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大盤解説会では図の局面で次の一手クイズが出題された。選択肢は(1)△2九飛、(2)△1三同香、(3)△7七香、(4)その他。実戦、渡辺王将は△5九飛と王手をかけた。昨日のニコニコ生放送で阿久津八段が「次の一手クイズで『その他』は優秀ですよ」と話していたことを思い出す。プレゼント抽選では棋士の揮毫色紙などが賞品に。近藤六段は「ごきげん中飛車」の揮毫色紙を手に、「以前久保さんから『戦法の名前を書くのはいいね』と言われたんです」と話していた。
鈴木八段が控室に戻ると、東和男七段の姿があった。

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両者ずんずんと駒を取り合い、羽生三冠は▲1三歩(図)とたたいた。次の▲1二歩成~▲1一飛が「ほとんど必至」(鈴木八段)という速い攻めだ。

■ニコニコ生放送■
森内俊之竜王・名人>▲1三歩はどの駒で取っても厳しいです。△同桂は▲1一飛△2二玉▲2一角で、△同香は▲1二飛や▲1一飛で攻めに困りません。また攻め合いの△7七香は▲1二歩成△5九飛▲6八玉で先手玉に詰めろが続きません。

控室では「早い終局もあるのでは」とささやかれている。鈴木八段は予定を繰り上げて階下の大盤解説会場に向かった。

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羽生三冠お気に入りという名物の三瓶そばは、つゆにつけるのではなくだしをかけるのが特徴。さんべ荘の食堂で打ちたてのそばを食べることができる。
以下はさんべ荘内の説明書きより。
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色が濃い出雲そばとは対照的に、そばの実の皮をできるだけ剥ぎ、芯の部分だけを多く使用するために色が濃く、喉ごしが良いのが特長。昭和7年、三瓶山を訪れた俳人・河東碧梧桐は、多根の旧家森山家で三瓶そばをふるまわれ、そのうまさに驚き、信州戸隠のそば以上だと褒め称えたと伝えられる。

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(外は霧のような雨。風が強い)

13時30分を回ってすぐ、渡辺王将が入室。盤面を見ながら上座へ向かった。「時間になっております」と梶浦三段に告げられると、「はい」と答えて腰を下ろす。13時34分、羽生三冠が入室。腰を下ろして身の回りを整えると、すぐに盤上へ手を伸ばした。

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12時30分、図の局面に昼食休憩に入った。昼食は渡辺王将が山かけそば(わさび抜き)、羽生三冠が昨日と同じく割子そば。羽生三冠は三瓶そばがお気に入りで、過去にさんべ荘を訪れた際には2日間で割子そば16枚を完食したとのこと。対局は13時30分に再開される。

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11時59分、渡辺王将は△3九角(図)と角を放った。モニタを見た鈴木八段は「たまげたね」とぽつり。ニコニコ生放送の森内竜王・名人も「すごい手が出ましたね」と驚いた様子。今期七番勝負の第3局では羽生三冠が同じように駒取りを手抜いて△3九角と打っていた。「やられたらやり返す、ですか。倍返しになるかはわかりませんが」と鈴木八段。これに羽生三冠は手抜いて▲6三歩成と銀を取った。昼食休憩を目前にして、局面は慌ただしく動いている。

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こちらが第3局の△3九角。現地の久保九段も、ニコニコ生放送の広瀬七段(現八段)も見えていなかった。奇しくも手数は本局と同じ64手目。