勝負どころ 図は12時過ぎの局面。指し手のペースが急加速して、一気に終盤戦に突入する勢いをみせています。ここまでの消費時間は▲郷田5時間16分、△渡辺5時間13分。「どちらが勝つにしろ大差になりそうです。局面がシンプル過ぎて、混戦になるイメージがありません。(形勢は別として)居飛車はミスが許されない感じです。先手が勝つとすれば、完全に受け切って、攻め駒を全部取るぐらいでないといけない。ただ、いい受けが出れば、はっきり居飛車良しとなってもおかしくない状況です」(阿久津八段)候補手としては▲4八銀や▲4七角が挙げられている。 2日目午前に勝負どころを迎えた郷田九段。
大盤解説会始まる 10時半から現地大盤解説会が始まりました。 開始直後から8割を超す盛況。 トップバッターは阿久津八段と高群佐知子女流三段。ふたりは滝誠一郎八段門下の姉弟弟子。解説されていたのは1日目の34手目から△3二飛▲3六歩△3一金▲2四歩の進行について。▲3六歩は△2二飛と戻させて少し得をしようという手。対して渡辺王将は「2筋を攻められても構わない」と飛車を戻さなかった。誘われているところなので怖いが、郷田九段は2時間の大長考で▲2四歩と開戦。このあたりが両者の気合いが交錯した見応えのある応酬であったとのことです。 同じ会場で金井恒太五段が指導対局中。
2日目午前のおやつ 10時半を回り対局室におやつが運ばれました。注文は両者ともに「うらわろーる」。これに渡辺王将は「オレンジジュース」、郷田九段は「ホットコーヒー」が付きます。なお、郷田九段は当初コーヒーのみの注文でしたが、10時過ぎに「何か甘いものを」と追加注文があったとのことです。 うらわろーるとオレンジジュース(渡辺王将)。 うらわろーるとホットコーヒー(郷田九段)。
激しくなってきた 図は10時頃の局面。1手前に打たれた△1四角は昨日のニコニコ生放送解説、佐藤天彦八段が指摘していた手。この手を見て「激しくなってきたあ!」と阿久津八段が嬉しそうに言っていました。角を手放した後手は動いていく必要があるため、激しさを増すことが確実ということです。 渡辺王将は激しくなる手を選んだ。
封じ手開封 対局再開 前日の指し手が再現され、立会人の佐藤義則八段が封じ手開封のタイミングを計っている。 8時59分に開封。 封じ手は大方の予想通り△3五歩。郷田九段が封じ手を確認し、同時に渡辺王将が着手。 9時ちょうどに対局が再開された。