2015年2月17日 (火)

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図は15時20分の局面。ここで▲3八金と打つと、竜の逃げ場所は4九だけ。そこで▲4八金右なら△3九竜と逃げるしかなく、千日手模様です。選択権があるのは先手の郷田九段。打開するなら▲3二歩が最有力と予想されています。金を持つか、歩を持つか。関係者がモニターに注目しています。

Img_348115時30分頃の控室。
「見ている分には『▲3二歩で勝負』と言いたいですが、自分が指していたら金を打っちゃうかもしれないなあ」と大野七段。

15時を回り対局室におやつが運ばれました。渡辺王将は「ホットコーヒー」、郷田九段は「フレッシュパイナップルジュース」。お菓子などの注文はありませんでした。両者とも早めの終局を予想しているのでしょうか。

Img_3469フレッシュパイナップルジュース(郷田九段)。

Img_3464ホットコーヒー(渡辺王将)。

浦和の名所と言えば、別所沼公園です。昨日のブログ「浦和とうなぎ」でも紹介しましたが、江戸時代にはうなぎ漁が盛んで、ここで取れたうなぎが、浦和宿や蕨宿の名物となりました。

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Img_3144美しい環境で、周辺には芸術家や文化人が多く住んでいる。

Img_3145現在はうなぎ漁は行われていないが、フナ釣りが楽しめる。

Img_3135別所沼公園の美しさを詠んだ句。

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Img_3150本局の副立会を務める阿久津八段は小・中学時代、別所沼公園の近くで暮らしていたとのこと。
「別所沼公園では、ジョギングをしたり、学校の写生会とかで行ったこともありましたかね」(阿久津八段)

2日目午後に入って、控室に棋士が来訪しました。

Img_3450 植山悦行七段(左)は蕨市在住、大野八一雄七段(右)は足立区在住。ふたりは若いころからの親友だ。

Img_3456勝又清和六段は神奈川県から来訪。

Img_3459差し入れも増えてきた。

Img_3462こちらは、さいたま市発祥のお菓子「彩果の宝石」。
写真のものは「プレミアム」で、通常のものよりフルーティーな味わいだ。

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12時30分、図の局面で郷田九段が30分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲郷田5時間46分、△渡辺5時間13分。昼食の注文は両者ともに「天ぷらそば(温)」。対局は13時30分に再開します。

Img_3409天ぷらそば(温)。