2015年3月20日 (金)

Img_3784 (控室に映るモニター。△6五同銀と渡辺王将が銀を取った局面)

△6五同銀に▲1二歩で先手を持ちたいという木村八段。△1二同香は▲1一飛がある。△3七とがやっかいなようだが、▲1八飛と逃げて△2七とには▲1四角があると木村八段。
香筋を止めて▲1四角を実現させるのが有力を見られている。

Img_3782 (控室でじっとモニターを見る木村八段)

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図は▲6三同桂成と郷田九段が香を取った局面。▲6三同桂成までの消費時間は▲郷田九段6時間57分、△渡辺王将5時間38分。郷田九段の残りはまもなく1時間を切る。

大盤解説会から戻った野月七段は「▲6三桂成は意外でしたね。▲4三桂成と金を取る手が本線でしたから。△6三同銀と取って後手を持ちたい」と話す。「6三の香を取ってくれたので後手も安心したでしょうね。△6三同銀なら勝ちにいく手で、すべてを読みきらないと取れないでしょう。△同飛は長い戦いになるでしょう。しかしどちらで取るか悩ましいです」と続けた。

Img_3772 (控室でモニターを見つつ解説を行う野月七段)

Img_3779 (解説を終えたあと、電話でニコニコ生放送に出演する野月七段)

河津桜は昭和30年ごろに、飯田勝美さんが河津川沿いにあった桜の若木を見つけて庭先に植えたのが始まりとされています。その後昭和41年になり、やっと花が咲き始めました。調査で新種の桜とわかり、昭和49年に「河津桜」と命名、昭和50年に河津町の木に指定されました。その河津桜の原木が下の写真です。

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河津桜の名木としては「かじやの桜」も有名です。原木よりも花数が多く、そばで見るとボリュームに圧倒されます。

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Img_3751 (静岡県出身の青野九段が大盤で解説)

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Img_3757「プロは時間の使いどころをよく知っていますから。△4八歩には時間を使うでしょう。プロなら△4八歩を悪手にしたいと考えたいところです。飛車をどこかに回って、後手に4筋の歩が立たないようにしてね」と青野九段は話す。