前夜祭(3)
「毎年、ホテル花月では支配人にお会いするのが楽しみです。部屋に入って鼻をかもうとして、ティッシュはここだったなと分かってきまして、自分の中では、きたというよりも帰ってきたというイメージです。
昨年、ある方に向けてサインを書いたのですが、その方は学校にいけない感じだったので、サインを渡したら励みになるのではないかということでした。それでサインが渡ったあと、学校にくるようになったということでした。
棋士として将棋を指して、勝ったり負けたりだけでなく、少しでも社会貢献できたと感じた次第です。
いい棋譜を残すのは大事ですし、そういう勝負に負けて悔しいこともありますが、いただいた手紙に頑張ってください、いい棋譜を見せてくださいなどと書いてくれていて、負けたあとに見て励まされています。
七番勝負は連敗スタートで厳しい状況ですが、いい内容はもちろん、勝利に向けて頑張りたいと思います」
「私がホテル花月にきたのは4年ぶりですが、与一くんって眼鏡を掛けていたかなと思って、久しぶりにきたなと感じております。
大田原市は小中学生も熱心に将棋に取り組んでくださっています。お子さんが多く指されますので、さすがタイトル戦は違うと思ってもらえるような内容を目指して頑張りたいと思います。
ここは子どもだけでなく、大人の方もアツい印象があります。多くの方と写真や話をさせていただいたことが印象に残っています。
第1局、第2局は勝負どころが2日目午後に入ってからという濃い内容の将棋でした。明日からの第3局も濃い内容にできたらと思います」
前夜祭(2)
前夜祭(1)
18時から、ホテル花月の花鳥の間で前夜祭が執り行われました。
(抽選会の賞品として、両対局者の直筆色紙と今期七番勝負の記念扇子が飾られている)
(矢吹修一・スポーツニッポン新聞社常務取締役東京本社代表による主催者あいさつ)
「大田原市では、14年連続の王将戦開催となりました。関係者の皆さまの熱意に心から感謝申し上げます。現在の最年長タイトル保持者の久保王将に渡辺棋王が挑む形となりました。渡辺棋王2連勝を受けての第3局は天王山ではないかと思います」
(続いて、同じく主催者あいさつ。森内俊之・日本将棋連盟専務理事から)
「最近は居飛車党同士のタイトル戦では、序盤で難しいやり取りが多いですが、王将戦の対局は高度の中に分かりやすさがあり、観戦には好カードです。
王将戦は歴史と伝統があります。それだけでなく、将棋めしを取り上げたり、一風変わった勝利者の記念写真を撮ったり、どんな話題が出るか楽しみです」
対局検分
周辺散策
ホテル花月
対局場のホテル花月は城下町としての古い街並みが残る地域・黒羽(くろばね)にあり、創業140余年という歴史を持つ宿です。ホテルからは、美しく雄大な那珂川(なかがわ)の流れが望めます。
ホテル花月で王将戦対局が開催されるのは、今期で13期連続となります。
【ホテル花月】
http://www.kagetsu.jp/































