2019年2月 5日 (火)

Dsc_8768(対局者あいさつ。まずは久保王将から)

「毎年、ホテル花月では支配人にお会いするのが楽しみです。部屋に入って鼻をかもうとして、ティッシュはここだったなと分かってきまして、自分の中では、きたというよりも帰ってきたというイメージです。
昨年、ある方に向けてサインを書いたのですが、その方は学校にいけない感じだったので、サインを渡したら励みになるのではないかということでした。それでサインが渡ったあと、学校にくるようになったということでした。
棋士として将棋を指して、勝ったり負けたりだけでなく、少しでも社会貢献できたと感じた次第です。
いい棋譜を残すのは大事ですし、そういう勝負に負けて悔しいこともありますが、いただいた手紙に頑張ってください、いい棋譜を見せてくださいなどと書いてくれていて、負けたあとに見て励まされています。
七番勝負は連敗スタートで厳しい状況ですが、いい内容はもちろん、勝利に向けて頑張りたいと思います」

Dsc_8784(渡辺棋王)

「私がホテル花月にきたのは4年ぶりですが、与一くんって眼鏡を掛けていたかなと思って、久しぶりにきたなと感じております。
大田原市は小中学生も熱心に将棋に取り組んでくださっています。お子さんが多く指されますので、さすがタイトル戦は違うと思ってもらえるような内容を目指して頑張りたいと思います。
ここは子どもだけでなく、大人の方もアツい印象があります。多くの方と写真や話をさせていただいたことが印象に残っています。
第1局、第2局は勝負どころが2日目午後に入ってからという濃い内容の将棋でした。明日からの第3局も濃い内容にできたらと思います」

Dsc_8799 (君島孝明・大田原市議会副議長による乾杯の発声。歓談に入った)

Dsc_8668 (藤原和美・大田原副市長による開催市あいさつ)

「皆様には大田原のよさを感じていただけたらと思います。将棋界が盛り上がっていて、将棋のまちを自負する大田原市としてもうれしく思います」

Dsc_8696 (対局関係者紹介。いちばん右は、記録係の山川泰熙三段)

Dsc_8723 (市内の小中学校の将棋部員から、対局者それぞれに応援の寄せ書き色紙が贈られた)

Dsc_8741 (花束贈呈。後ろにいるのは、那須与一をモチーフにした大田原市のゆるキャラ「与一くん」)

18時から、ホテル花月の花鳥の間で前夜祭が執り行われました。

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Dsc_8600 (抽選会の賞品として、両対局者の直筆色紙と今期七番勝負の記念扇子が飾られている)

Dsc_8629 (両対局者が登壇して開会)

Dsc_8635 (矢吹修一・スポーツニッポン新聞社常務取締役東京本社代表による主催者あいさつ)

「大田原市では、14年連続の王将戦開催となりました。関係者の皆さまの熱意に心から感謝申し上げます。現在の最年長タイトル保持者の久保王将に渡辺棋王が挑む形となりました。渡辺棋王2連勝を受けての第3局は天王山ではないかと思います」

Dsc_8638 (続いて、同じく主催者あいさつ。森内俊之・日本将棋連盟専務理事から)

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「最近は居飛車党同士のタイトル戦では、序盤で難しいやり取りが多いですが、王将戦の対局は高度の中に分かりやすさがあり、観戦には好カードです。
王将戦は歴史と伝統があります。それだけでなく、将棋めしを取り上げたり、一風変わった勝利者の記念写真を撮ったり、どんな話題が出るか楽しみです」

Dsc_8533(16時53分、まず渡辺棋王が入室)

Dsc_8538 (今回は日本将棋連盟専務理事として森内俊之九段も帯同している)

Dsc_8547 (久保王将は16時57分に入室。すぐに検分が始まった)

Dsc_8553

Dsc_8564 (盤駒及び、照明、空調などの対局環境は特に問題なし。17時には検分終了となった)

このあとは18時から前夜祭が行われます。

那珂川の流れに沿って、ホテル周辺を歩いてみました。

Dsc_7871(穏やかな流れの中を進む四つの白い影に遭遇)

Dsc_7874(なんと、白鳥だった。市内の羽田沼と琵琶池は冬に白鳥が飛来する地として知られるが、こちらにも足を伸ばしてきたようだ)

Dsc_7883(のんびりと遊泳を楽しんでいた)

Dsc_7820 (陽光が水面に反射する)

Dsc_7844(空にはトビらしき姿が)

Dsc_7813 (迫力ある巨岩が川にのしかかるように鎮座していた)

対局場のホテル花月は城下町としての古い街並みが残る地域・黒羽(くろばね)にあり、創業140余年という歴史を持つ宿です。ホテルからは、美しく雄大な那珂川(なかがわ)の流れが望めます。
ホテル花月で王将戦対局が開催されるのは、今期で13期連続となります。

【ホテル花月】
http://www.kagetsu.jp/

Dsc_7856 (ホテル外観)

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Dsc_7850(裏手には那珂川が流れる。江戸・明治期は現在のホテル花月の場所に河岸が設けられ、物資輸送の拠点になったという)

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