2日目午後のおやつ 15時を回り、対局者のおやつが運ばれました。注文は両者ともに飲み物のみで、菅井八段が「アイスコーヒー(エメラルドマウンテン)」、藤井王将が「とちあいかで作った苺ジュース」と「アイスティー」でした。 菅井八段の注文品。 藤井王将の注文品。
青野照市九段来訪 14時頃、控室に青野照市九段が来訪しました。 塚田九段、松本七段と継ぎ盤を挟む。青野九段はプライベートの来訪だが「何か手伝えることがあればなんでもやりますよ」ということで、早速このあとの大盤解説会のゲスト出演が決まった。 「先手を持ちたい感じはしないなあ」と青野九段。 検討されていたのは、図から△7六歩▲5九角△5五歩にどうするか。▲3四歩は△2四角で先手に思わしい手がないとされた。実戦は図から△7六歩に▲6八角と進んでいる。
対局再開 前日に続いて早めに戻っていた菅井八段。 藤井王将は13時26分頃に戻って来た。 着座すると棋譜を手に取った。 定刻となり塚田九段が再開を告げた。 再開すると菅井八段は▲5五歩を着手。 再開の一手を見た藤井王将は窓の外に目をやった。
2日目昼食休憩 12時30分、図の局面で菅井八段が44分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲菅井5時間22分、△藤井5時間36分。昼食の注文は、菅井八段が「手打ち蕎麦(天ぷら付き)」でせいろ又は温かい蕎麦から温かい蕎麦を選んでいます。藤井王将も「手打ち蕎麦(天ぷら付き)」で、こちらはせいろを選んでいます。対局は13時30分に再開します。 菅井八段の注文品。 藤井王将の注文品。
芭蕉の館 対局が行われている大田原市の黒羽地区。松尾芭蕉はおくのほそ道の道中で黒羽の地に14日間滞在し、多くの足跡を残しています。 前日に紹介した黒羽城址公園の堀を渡ると森に続く細道がある。 この細道が城址公園と芭蕉の館を分ける道だ。 芭蕉の館。松尾芭蕉にまつわる多くの展示物がある。 館が建つ場所は黒羽城、三の丸の跡地。 芭蕉と弟子の河合曾良の銅像。 河合曾良の句碑が建てられている。