2024年1月 8日 (月)

15時を回り、対局者のおやつが運ばれました。注文は両者ともに飲み物のみで、菅井八段が「アイスコーヒー(エメラルドマウンテン)」、藤井王将が「とちあいかで作った苺ジュース」と「アイスティー」でした。

Img_7391 菅井八段の注文品。

Img_7402 藤井王将の注文品。

14時頃、控室に青野照市九段が来訪しました。

Img_7360 塚田九段、松本七段と継ぎ盤を挟む。
青野九段はプライベートの来訪だが「何か手伝えることがあればなんでもやりますよ」ということで、早速このあとの大盤解説会のゲスト出演が決まった。

Img_7363「先手を持ちたい感じはしないなあ」と青野九段。

Img_7371

Img_7365

2024010765検討されていたのは、図から△7六歩▲5九角△5五歩にどうするか。▲3四歩は△2四角で先手に思わしい手がないとされた。
実戦は図から△7六歩に▲6八角と進んでいる。

Img_7308 前日に続いて早めに戻っていた菅井八段。

Img_7310 藤井王将は13時26分頃に戻って来た。

Img_7320 着座すると棋譜を手に取った。

Img_7314

Img_7324

Img_7334 定刻となり塚田九段が再開を告げた。

Img_7339 再開すると菅井八段は▲5五歩を着手。

Img_7353 再開の一手を見た藤井王将は窓の外に目をやった。

202401076212時30分、図の局面で菅井八段が44分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲菅井5時間22分、△藤井5時間36分。昼食の注文は、菅井八段が「手打ち蕎麦(天ぷら付き)」でせいろ又は温かい蕎麦から温かい蕎麦を選んでいます。藤井王将も「手打ち蕎麦(天ぷら付き)」で、こちらはせいろを選んでいます。対局は13時30分に再開します。

Img_7281 菅井八段の注文品。

Img_7287 藤井王将の注文品。

対局が行われている大田原市の黒羽地区。松尾芭蕉はおくのほそ道の道中で黒羽の地に14日間滞在し、多くの足跡を残しています。

Img_6934前日に紹介した黒羽城址公園の堀を渡ると森に続く細道がある。

Img_6935 この細道が城址公園と芭蕉の館を分ける道だ。

Img_6938 芭蕉の館。松尾芭蕉にまつわる多くの展示物がある。

Img_6941 館が建つ場所は黒羽城、三の丸の跡地。

Img_6940

芭蕉と弟子の河合曾良の銅像。

Img_6942 河合曾良の句碑が建てられている。

Img_6894