2022年2月12日 (土)
昨日の散策
16時30分の局面
16時30分、局面は1図から△5八馬▲同玉に△3六歩(2図)と進みました。

△3六歩では△5六歩や△3四金~△6六桂が有力と見られていましたが、藤井竜王の指し手は△3六歩でした。次に△3七歩成と桂を取りながらと金を作っても先手玉が詰めろにはなりませんが、先手にもそれにまさる速い攻めがないと見越しているのかもしれません。△3六歩に渡辺王将が手を止めています。本局最大の勝負所といえるかもしれません。
藤井竜王がペースをつかむ
局面は終盤戦に突入しています。1図から▲2六飛△5一玉に▲2九飛(2図)と進みました。
渡辺王将は▲2六飛~▲2九飛と馬を攻めたのです。▲2三飛成や▲3二との攻め合いでは間に合わないと判断したかもしれません。難解な形勢ながらもここにきて藤井竜王がペースをつかんだようです。

時刻は17時15分。1図から▲8三角△7三飛▲6五角成△3七歩成(2図)と進みました。
渡辺王将が▲8三角~▲6五角成として6五の拠点を消しました。中村修九段は「後手から△6六桂と打たれると先手玉が寄ってしまう変化があったので、上部を手厚くして長い戦いに持ち込もうとしているのだと思います」と見ています。形勢はなんともいえず、激戦が続いています。
























