2026年2月 2日 (月)

両対局者は対局場に到着し、16時から検分に臨みました。対局には日本将棋連盟から運ばれた盤と駒が使われます。藤井王将が駒箱を開けて駒を出し、永瀬九段とともに数枚の駒を並べて見え方に問題がないか確かめた後、空調の調整や外光についても確認を行いました。

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藤井聡太王将に永瀬拓矢九段が挑戦するALSOK杯第75期王将戦七番勝負は、両者1勝をあげて仕切り直しになりました。第3局は2月3・4日(火・水)、東京都立川市「オーベルジュときと」で行われます。
立会人は島朗九段、記録係は吉田響太三段(所司和晴七段門下)。現地大盤解説会(事前申し込み制)の解説は高橋佑二郎四段、聞き手は宮宗紫野女流二段が担当します。
持ち時間は各8時間。対局開始は9時、昼食休憩は12時30分から13時30分。おやつの時間は10時30分と15時30分です。1日目18時の時点で手番の対局者が次の手を封じ、2日目に指し継がれます。第3局は永瀬九段の先手番です。
中継は棋譜・コメント入力を胡桃、ブログを文が担当します。

【主催:日本将棋連盟】
https://www.shogi.or.jp/

【特別協賛:ALSOK株式会社】
https://www.alsok.co.jp/

【協賛:囲碁将棋チャンネル】
https://www.igoshogi.net/

【協賛:立飛ホールディングス】
https://www.tachihi.co.jp/

【協賛:inゼリー】
https://www.morinaga.co.jp/in/jelly/

【特別協力:毎日新聞社】
https://mainichi.jp/

【特別協力:スポーツニッポン新聞社】
https://www.sponichi.co.jp/

2026年1月26日 (月)
2026年1月25日 (日)

終局直後、両対局者にインタビューが行われました。その後、大盤解説会場に足を運び、訪れたファンにあいさつをしました。

Img_3934(勝った藤井聡太王将)

□勝った藤井王将のインタビュー
―― 第1局に続いての角換わり。封じ手までの形勢判断は。
藤井 ▲6五歩(37手目)と突いたが、キズになる可能性もあって、その点をどう見るかと考えていた。△9五歩から△9六歩(52手目、54手目)と端に味をつけられ、形勢は難しいと思っていたが、しばらく受けに回る展開になりそうで、怖いところが多いと感じていた。

―― 封じ手(57手目▲7四歩)を選んだ判断は。
藤井 代えて▲4五桂と跳ねても、後手陣が安定していて、こちらの反動が大きいと感じた。あまり狙いはないが、手を渡して指してみようと考えた。

―― △5六歩(64手目)に対して、昼食休憩を挟んで1時間44分という長考で対応した。どのような読みを入れていたのか。
藤井 本譜は少し軽いかもしれないが、攻めていく順を選んだ。代えて△6五金もかなり際どいと考えていた。△5六歩に▲同歩は△6五金で、攻め合いでかなり損をしてしまいそう。ただ、▲5六同金も、△4七角で馬作りが受からない。あまり見通しの立たない局面と感じていた。

―― △6九角成に▲6三角(72手目、73手目)が、藤井王将らしいという評判だった。
藤井 自陣に手を入れるのも、どのくらいプラスか分からない。手は広いと思うが、もたれて指すイメージで考えていた。

――▲2九飛(81手目)は、最初からこういう読みだったのか、それとも予定変更だったのか。
藤井 △3六馬(76手目)のところで△4七馬なら▲3三歩とやっていこうかなと思っていたが、△3六馬だと1マスの違いで、成算が持てない変化があった。▲2九飛は息長く指そうというイメージだった。

―― 終盤、形勢の好転を感じたのは。
藤井 ▲3一飛(101手目)と打って、一手勝ちできそうな形になったと感じた。

―― 次局に向けて。
藤井 熱戦にできるように、精一杯頑張りたい。

Img_3937(敗れた永瀬拓矢九段)

■永瀬九段のインタビュー
―― 1日目の手応えは。
永瀬 早繰り銀は作戦だった。△2二玉(40手目)を省くべきだったと感じた。もう少し考えないといけなかった。

―― 封じ手あたりの形勢は。
永瀬 切らしにこられそうな将棋で、うまく手をためて難しい局面を作れるかどうかと思っていた。

―― 2日目の展開を、どのように評価しているか。
永瀬 難しい局面からすぐダメにしてしまったのか、少しずつ苦しかったのか、よく分からない。
全体的な判断が難しい将棋で、もう少し難しい局面を続けなければいけなかった。急にダメと感じたのは△6九馬(94手目)で、急に直線で負けになってしまった。局面がきついのであれば、もう少し手前に問題があったと感じる。

―― 第3局に向けて。

永瀬 手番が決まっているので、精一杯準備をして、いい将棋を指せれば。

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七番勝負第2局、▲藤井聡太王将-△永瀬拓矢九段戦は、18時43分、111手で藤井王将の勝ちとなりました。消費時間は▲藤井7時間41分、△永瀬7時間56分。これでシリーズ成績は1勝1敗のタイとなりました。第3局は2月3、4日(火、水)に東京都立川市「オーベルジュ ときと」で指されます。

2026012499歩の手筋を駆使して後手玉を乱し、飛車を取って勝負に決着をつけにいきました。△7八馬には▲3一飛が予想され、後手玉に詰めろがかかります。先手のほうが速度勝ちを読みきりやすい局面になりました。
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