第63期王将戦七番勝負第3局 Feed

2014年1月29日 (水)

ホテル近くのバス停「南温泉荘」から「仙石高原」へ。10分ほどで、ススキの高原を見ることができます。

 

Dsc_0490 (一直線に伸びる遊歩道)

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(15分ほどで登りきることができる)

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Dsc_0532 (戻る最中に日が暮れた)

Dsc_0539 (ススキのなかをバスが走る)

 

なお、春には野焼きが行われているようです。ススキ以外の植物が育たないようにし、景観を守る意味があります。

 

20140129watanabeakira38図は△6二金と上がった局面。

飯塚七段「ここまでの流れを整理しますと、後手は玉が薄い代わりに主導権を握ろうとしています。先手は▲9六歩、▲5七銀、▲2四歩の三手を指したい。後手は△8一飛、△3一玉を指してから△6五歩を狙う感じですね」

久保九段「私だと、▲2四歩△同歩▲6五歩と仕掛けたくなってしまうんですが。振り飛車党の手でしょうか(笑)」

飯塚七段「いやいや、なるほど。有力ですね」

実戦は単に▲6五歩と突きました。

20140129watanabehabu 先手の狙いは△8八角成▲同玉と手順に玉を入城させること。玉を深く囲えば、▲4五銀のぶつけも狙えるようになります。

Dsc_0486 (継ぎ盤には△8八角成▲同玉△6五歩▲7七銀△8一飛▲4五銀が並べられた)

飯塚七段「後手は仕掛ける態勢を作るために△8五飛としたんですよね。先手はそれを逆用して、先に仕掛けようと。後手はうまく指さないと、不安定な中段飛車をとがめられたことになってしまいます」

久保九段「いいタイミングで先手が戦いを起こしたかもしれません。後手はどうまとめるか」

羽生三冠はどう切り返すのでしょうか。ここ数手に注目です。

 

Dsc_0376 (芦ノ湖。ホテルから歩いて10分の距離)

Dsc_0374 (箱根ロープウェイの桃源台駅。登った先の大涌谷駅は白煙が昇り、硫黄の匂いが立ち込めていることで有名だ)

Dsc_0377 (遊覧船)

Dsc_0379 (猫が砂浜を歩いていた)

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Dsc_0399 (人懐っこい猫だった)

Dsc_0446 (副立会人の飯塚七段と記録係の田中悠一四段。両対局者がいないまま、対局再開の時刻を迎えた)

Dsc_0449 (渡辺明王将が先に戻ってきた)

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Dsc_0453 (ほどなくして羽生三冠も入室。前傾姿勢になり、盤をのぞき込む)

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