2026年3月
2026年3月19日 (木)
危険な手
図は14時15分頃の局面。
控室では△4六歩が予想されていたところで、永瀬九段は△5五歩と突きました。4筋の香の利きを止めない大胆な一手に、検討陣から驚きの声が上がりました。
「▲4五桂がきつそうですけど、どうするのでしょう」(勝又七段)
「そこで△4六歩と打ちますか」(屋敷九段)
「▲3三桂成に……」(勝又七段)
「△同玉で辛抱して……」(屋敷九段)
「▲5五角と出られるけど大丈夫ですかね」(勝又七段)
「大丈夫じゃない気がしてきました」(屋敷九段)
△5五歩は、かなり危険な手であるようです。しかし、虎穴に入らずんば虎子を得ずと言います。永瀬九段は危険を冒した代償に虎子を得ることができるのかどうか。早くも最終盤の勝負どころが近づいています。













図の局面で12時半を回り、藤井王将が59分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲藤井5時間24分、△永瀬5時間28分。昼食の注文は、藤井王将が「スパイシーキーマカレー」、「ウーロン茶」、永瀬九段が「麻婆豆腐天津セット(麻婆豆腐大盛り)」、「コーヒー」、「ウーロン茶」、「ペリエ」。対局は13時半に再開します。

図は11時半の局面。ここまでの消費時間は▲藤井4時間25分、△永瀬5時間28分。








注目の封じ手は▲8八同角だった。






