2026年3月

2026年3月 8日 (日)

ホテル花月は創業約140年の老舗旅館です。大田原市を流れる那珂川沿いにあり、2007年の第56期から王将戦が行われるようになりました。第74期の昨年は第7局に予定されていたものの、第5局で決着したため、2年ぶりの開催となります。

Dsc_8803_2(ホテル花月の外観正面)

Dsc_8811(ホテル入口)

Dsc_8818(ロビーから那珂川を一望できて開放感がある)

Dsc_8819(売店には郷土品も置かれている)

Dsc_8834(王将戦ギャラリー)

Dsc_8827(ホテル花月で行われた王将戦の記録を楽しむことができる)

Dsc_8837(中村修九段が立会人を務めた第64期第3局)

Dsc_8844(平成28年には将棋連盟から感謝状が贈られた)

Dsc_8845(珍しい白字の置き駒)

Dsc_8798(那珂川側からの外観)

20260308f_2△6二玉に対して永瀬九段は▲9六歩(1図)と仕掛けました。中村修九段は「前代未聞の仕掛け」といい、近藤誠八段は「△6二玉に反応したのはわかるのですが、思わず声が出ました」と漏らしたように、予想外の仕掛けといえます。1図以下、△9六同歩▲同香△同香▲9七歩△同香成▲同桂(2図)と進みました。

20260308g2図で△9六歩は▲8四香△同飛▲9五角の切り返しがあるため、後手は△9二飛と寄って▲9八歩ならそこで△9六歩と打つ順が目につきます。また、△9二飛には▲8八金と寄る手があるようです。△9六歩▲8五桂△9七歩成には▲9三歩が用意の切り返しで、△9三同桂なら▲9五角の王手が強烈です。早くも勝負どころを迎えています。

Dsc_8576(9筋から逆襲した永瀬九段)

15時、1日目午後のおやつは永瀬九段が蜂巣小プリン、大関パンペルデュ、ホットコーヒー、「とちあいか」の苺ジュース。藤井王将がとちあいか練乳添え、アイスダージリンティーです。

Dsc_8691(永瀬九段が注文したおやつ)

Dsc_8707(蜂巣小プリン)

Dsc_8701(大関パンペルデュ)

Dsc_8670(藤井王将が注文したおやつ)

Dsc_8679(とちあいか練乳添え)

藤井王将がタイトル戦で2勝差をつけられたのは今シリーズが初めてです。七番勝負で1勝3敗から逆転したケースはわずか4回しかありません。
以下は左がタイトルホルダー、右が挑戦者です。

1965年度 王将戦 大山康晴-山田道美 大山防衛
1981年度 王将戦 大山康晴-中原 誠 大山防衛
1989年度 王将戦 南 芳一-米長邦雄 米長奪取
1992年度 名人戦 中原 誠-高橋道雄 中原防衛

20260308d1図以下、▲1六歩△1四歩▲6八角△6二玉(2図)が実戦の進行です。藤井王将は右玉に構えました。玉が6筋方面にいくことで9筋の位を生かす方針のようです。

20260308e

Dsc_8615(昼食休憩を終えて対局室に戻ってきた藤井王将)

昼食は両者ともに与一和牛すじカレー・スペシャルです。その他の注文は永瀬九段が玄米米粉のパンケーキサンド大田原の恵み(大田原産とちあいかとミルキーベリー)、ホットコーヒー、フレッシュオレンジジュース、アイスウーロン茶。藤井王将がアイスダージリンティーです。

Dsc_8519(永瀬九段の昼食)

Dsc_8529(与一和牛のすじ肉を使用したカレー)

Dsc_8544_2(100グラムのミニステーキがついている)

Dsc_8540(玄米米粉のパンケーキサンド大田原の恵み)

Dsc_8513(藤井王将の昼食)

20260308c12時30分、この局面で永瀬九段が24分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲永瀬1時間55分、△藤井1時間18分。昼食は両者ともに与一和牛すじカレー・スペシャルです。その他の注文は永瀬九段が玄米米粉のパンケーキサンド大田原の恵み(大田原産とちあいかとミルキーベリー)、ホットコーヒー、フレッシュオレンジジュース、アイスウーロン茶。藤井王将がアイスダージリンティーです。対局は13時30分に再開します。

対局場の「ホテル花月」では午前中に地元の小学生が指導対局を受けていました。

Dsc_8413(中村修九段)

Dsc_8402(中村修九段の指導対局)

Dsc_8425(近藤誠也八段)

Dsc_8430(感想戦ではお子さんにやさしく話しかける)

Dsc_8436(指導対局の全景)