2026年3月

2026年3月 8日 (日)

10時30分、1日目午前のおやつです。永瀬九段が苺「とちあいか」練乳添え、日本蜜蜂のフィナンシェ、「とちあいか」の苺ジュース、ホットコーヒー。藤井王将が栗の小倉羊羹、抹茶を注文しました。

Dsc_8369(永瀬九段が注文したおやつ)

Dsc_8384(苺「とちあいか」練乳添え)

Dsc_8394(日本蜜蜂のフィナンシェ)

Dsc_8335(藤井王将が注文したおやつ)

Dsc_8344(栗の小倉羊羹)

20260308a永瀬九段の先手番で第5局が始まりました。角換わり模様の出だしから、藤井王将が8手目に△6二銀(1図)と上がって変化したのです。前夜祭で角換わりを受けて立つと見ていた近藤誠也八段は「驚きました」と話しています。1図以下、▲7八金△4二銀▲6八銀△5四歩▲2四歩△同歩▲同飛△5三銀右(2図)と進みました。

20260308b2図はたまに見かける形で前例も33局あります。ただ、永瀬九段は後手を持って指している(2018年3月、第43期棋王戦五番勝負第5局▲渡辺明棋王-△永瀬七段、先手勝ち)ため、研究の引き出しのひとつとして把握していることが予想されます。

Dsc_8309(序盤で前例の少ない形に変化した藤井王将)

Dsc_8018(8時40分、永瀬九段が入室した)

Dsc_8032(下座に着くと布のバッグから扇子やタオルを取り出す)

Dsc_8078(8時48分、藤井王将が対局室に姿を現す)

Dsc_8100(上座を占めると信玄袋から扇子や時計を取り出す)

Dsc_8174(駒を並べる両対局者)

Dsc_8295(地元の小学生が見学に訪れるのも大田原対局では恒例となった)

2026年3月 7日 (土)

現地大盤解説会(事前申し込み制)は2日目に「ホテル花月」で開催され、近藤誠也八段と和田あき女流二段が担当します。3月9日(月)には東京の駒テラス西参道で16時から大盤解説会を行います。解説は石井健太郎七段、聞き手は室谷由紀女流三段です。定員は先着40名となります。

対局の模様は囲碁・将棋チャンネル、U-NEXT、ABEMAで配信されます。両日とも昼食休憩までの視聴は無料、再開後は有料です。1日目の解説者は高見泰地七段、山本博志五段、聞き手は内山あや女流二段。2日目の解説者は佐藤康光九段、中村太地八段、聞き手は安食総子女流二段が担当します。

【囲碁・将棋チャンネル】https://www.igoshogi.net/shogi/oushou/75th/75oushou_seven_battle.html
【U-NEXT】
https://t.unext.jp/r/oushousen
【ABEMA】
https://abema.tv/video/title/268-181

Dsc_7772(左は記録係の水谷隼也初段)

Dsc_7827_3【中村修九段】
「シリーズも煮詰まってきており、今日の対局者ふたりには話しかけづらい雰囲気があった。1勝3敗からの逆転は過去に4回しかないが、そのうち3回は王将戦だった。相手が藤井王将でもあり、永瀬九段としても『今回で決めないと』というところはあると思う」

Dsc_7875【近藤誠也八段】
「藤井王将は七番勝負で初めてのカド番を迎えている。第4局は永瀬九段の完勝譜で勢いも感じた。先日の叡王戦準決勝もそうだった。ここまで永瀬九段が押していると思う。明日の戦型は角換わりを予想する。後手の藤井王将がどのように対応するかはひとつ注目」

Dsc_7898(司会を務めた和田あき女流二段)

Dsc_7965(お楽しみ抽選会の様子)

Dsc_7947(抽選の様子)

Dsc_7489_2(両対局者に花束が贈呈された)

Dsc_7544(ひとつの記念品を一緒に受け取る珍しいシーンが見られた)

Dsc_7585(両対局者に那須和牛の目録が送られた)

Dsc_7606【藤井王将】
「大田原で対局させていただくのは3回目。過去2回はどちらも熱戦でもありましたし、大田原の皆さまには温かく迎えていただいて、私としても印象深い対局場所です。こちらに来るたびに特産品もたくさんいただき、家族も含めて、ともてうれしく感じています。明日から第5局、ここまで苦しい状況になってしまっていますけど、七番勝負を少しでも長く続けられるように、目の前の一局に集中する気持ちで2日間しっかりと考えて指していければと思います」

Dsc_7718【永瀬九段】
「私はホテル花月で対局するのが今回で2回目。前回は第70期王将戦第3局でした。そのときは『とちおとめ』のジュースをいただきました。今回は『とちあいか』の飲み物や食べ物を多くご用意いただきましたので、そちらをいただいて盤上に集中したいと思っております。番勝負も佳境となってきております。自分なりに2日間、精いっぱい集中して頑張りたいと思います」

18時からピアートホールで前夜祭が行われました。

Dsc_7367_2【佐竹康峰・日本将棋連盟常務理事】
「大田原市には王将戦を長く開催していただいている。2024年の将棋サミットも大田原市で行われた。明日から二人の熱戦が繰り広げられる。皆さまも楽しみにしていただければと思う」

Dsc_7403_2 【相馬憲一・大田原市長】
「3月30日から放送される連続テレビ小説『風、薫る』の主人公のモチーフとなった、大関和(おおぜき ちか。1858~1932年)が生まれた大田原市にようこそ。本市で王将戦を開催できることは大変光栄。熱き戦いを楽しみにしている」

Dsc_7416(来賓の粂川英一・北関東綜合警備保障株式会社専務取締役)

検分終了後、両対局者へのインタビューが行われました。

Dsc_7272(藤井王将は対局室でインタビューが行われた)

Dsc_7290(神妙な面持ちの藤井王将)

Dsc_7307 (永瀬九段はロビーで取材に応じた)

Dsc_7302(永瀬九段は技術的なことを細かく丁寧に話していた)