2025年2月

2025年2月 6日 (木)

Dsc_2209001 (永瀬九段の昼食は1日目と同じだった。「うな丼(う巻き、お吸い物、香の物)」、「ハーブティー」)

Dsc_2780_1 (藤井王将の昼食。「かじか出汁のラーメン(自家製麺、柔豚チャーシュー、行者にんにくミニチャーハン、猪の春巻き)」、「和紅茶」)

20250206_93図の93手目▲6五歩に藤井王将が38分使って2日目の昼食休憩に入りました。消費時間は▲永瀬5時間36分、△藤井5時間5分。対局は13時30分再開です。
対局者の昼食は、永瀬九段が「うな丼(う巻き、お吸い物、香の物)」、「ハーブティー」で1日目と同じ。藤井王将は「かじか出汁のラーメン(自家製麺、柔豚チャーシュー、行者にんにくミニチャーハン、猪の春巻き)」、「和紅茶」でした。

Dsc_2491 (朝の永瀬九段)

大盤解説会での中村太八段の解説を紹介します。

20250206_86「△6九角(84手目)は個人的に終盤といっていい局面です。△4四銀(図)は積極的な受けですね。▲8五飛と桂を取られるだけに浮かびにくい柔軟な手です。以下、▲8五飛△8四歩▲2五飛△同角成▲同桂△2八飛(参考図)の金桂両取りにさらに続きがありまして、先手は▲1七角△4八飛成▲2六角打と反撃できるので難しいです」(中村太八段)
実戦は藤井王将が参考図の△2八飛に代えて△2九飛と奥深くに打ち込みました。▲1七角を避けて、直接的な△2八飛よりもふんわりとしています。

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Dsc_2724 (中村太八段)

11時になり、「オーベルジュときと」から徒歩10分程度の「ホテル日航立川 東京」(本局の前夜祭も同所で開催)で大盤解説会が始まりました。解説会は事前申込制で、抽選で250人が当選しました。
解説・聞き手は中村太地八段(副立会人)と室谷由紀女流三段が務めています。

Dsc_2729 (大盤解説会の様子。モニターで対局者の様子や盤面を見ることもできる)

Dsc_2701(大盤解説は中村太八段と室谷女流三段が担当している)

Dsc_2687 (中村太八段)

Dsc_2714 (室谷女流三段は第2局の大盤解説会の聞き手も務めた)

Dsc_1304 (立川南駅から一駅南にある「柴崎体育館駅」)

Dsc_1275 (「柴崎体育館駅」の西にある根川緑道の湧水口。根川緑道は根川を埋め立て整備して作られた。桜の名所として知られる)

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Dsc_1293001(根川緑道のあるところは多摩川近くの低地で、立川段丘と高低差がある)

Dsc_1316 (柴崎体育館駅の東側を渡った根川緑道の近くから。段丘が続いているのがわかる)

Dsc_1186 (多くのカモが泳いでいた)

Dsc_1211 (気持ちよさそうに泳いでいるようでも、実際は懸命に足で漕いでいる)

10時30分になり、2日目午前のおやつが出されました。
永瀬九段は「四つ星苺のシャルロット 練乳エスプーマとトンカ豆ソース」、「金の抹茶アイスラテ」、「ホットブレンドハーブティー」。
藤井王将は「巨峰レーズン おこっぺバターサンド」、「狭山和紅茶」でした。

Dsc_2656001 (永瀬九段のおやつ)

Dsc_2653001 (藤井王将のおやつ)

20250206_84図は84手目△6九角まで。封じ手の△8一飛に永瀬九段は▲3五角から馬を消し、藤井王将は交換になった角で先手陣の背後を狙います。△6九角は矢倉戦などでもよく出てくる符号で、7八や8七に利かすことで強力な攻めが生じることがあります。

Dsc_2453 (永瀬九段のお盆。左のポットにはコーヒーが入っている。10時30分や15時のおやつとは別で要望があったものとのことで、1日目にも用意されていた)

JR立川駅の東に「オニ公園」があります。ドラマのロケ地になったこともあります。

Dsc_1091 (正式名称は錦第二公園。普通の公園のようだが)

Dsc_1068 (鬼がいる。今年の節分は2月2日。また、永瀬九段は「鬼」と揮毫していたこともある)

Dsc_1087 (鬼の正体はすべり台。この鬼が特徴的なので「オニ公園」と呼ばれている)