2025年1月

2025年1月13日 (月)

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控室がどよめいています。▲永瀬-△藤井聡戦は、図の▲7四馬が危険な一手と見られているからです。森内九段は「▲7四馬は桂取りに引いて相手に手を渡す意味ですが、後手玉にプレッシャーを掛けていませんからね。△7七歩を誘発していますし、逆転していてもおかしくないと思います」と解説しました。△7七歩に自然な▲同桂は△5七香成や△5七桂成を与えます。藤井王将が大きく息を吸いました。

Dsc_1907(攻めのターンが回ってきた藤井王将)

Dsc_1567(二の丸茶室の近くにある掛川市二の丸美術館)

Dsc_1579(売店では王将戦コーナーが設けられていた)

Dsc_1583(ロビーには過去の王将戦掛川対局の写真やポスターが展示されている)

Dsc_1587(歴代の七番勝負の記念扇子が展示されている)

Dsc_1594(永瀬九段が第70期に挑戦した際の揮毫)

Dsc_1596(藤井王将が挑戦した第71期の揮毫)

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▲永瀬-△藤井聡戦は佳境を迎えています。永瀬九段が昼食休憩を挟む1時間39分の長考で▲7一角(1図)と打ちました。以下△9二飛▲5三桂右成△同金▲同桂成△同銀▲8二金△同飛▲同角成と進んで、先手が飛車を取る戦果を挙げたのです。以下△3四金▲8一馬に藤井王将は△6五桂▲6三馬に△5五香(2図)と桂香を打って反撃に転じました。2図で▲5二飛を与えるだけに、藤井王将は大胆な順で先手玉に迫ります。

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Dsc_1346001(大胆な反撃手順を見せた藤井王将)

Dsc_1535_2(二の丸茶室へ続く道も王将戦対応のため立ち入ることができない)

Dsc_1566(二の丸御殿)

Dsc_1537(二の丸御殿から臨む掛川城)

Dsc_1552(静岡市生まれの石上和弘さんが創作したアフターアップル)

Dsc_1711(関係者用の通路で二の丸茶室にたどり着く)

Dsc_1708 (対局場の二の丸茶室)

Dsc_1704(掛川城を見上げるような位置にある二の丸茶室)

Dsc_1473(城内へ続く石段)

Dsc_1480(城内の案内板)

Dsc_1482(城内をはじめ掛川城周辺には王将戦開催のポスターが貼られている)

Dsc_1492(丘の上に本丸がそびえ立つ)

Dsc_1505(石段が続く。二の丸茶室への通路は王将戦開催のため立ち入り禁止に)

Dsc_1513(掛川城にたどり着く)

Dsc_1522(城壁からは二の丸御殿と茶室が一望できる)

2日目午後のおやつは、藤井王将が紅ほっぺのフレッシュジュース、永瀬九段が紅ほっぺのフレッシュジュース、キウイのフレッシュジュース、掛川抹茶です。

Dsc_1921_3(藤井王将が注文したおやつ)

Dsc_1918(永瀬九段が注文したおやつ)

Dsc_1746(永瀬九段が対局室に戻る)

Dsc_1767(着座してすぐに前傾姿勢になる)

Dsc_1836(藤井王将が戻ってきた)

Dsc_1826(藤井王将)

Dsc_1857(永瀬九段)

Dsc_1898(13時30分、2日目午後の戦いが始まった)

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12時30分、この局面で永瀬九段が50分使って2日目の昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲永瀬4時間50分、△藤井6時間4分。昼食の注文は藤井王将が掛川牛もも肉のカツカレー、アイスティー。永瀬九段がチーズイン煮込みハンバーグ、アイスコーヒーです。対局は13時30分に再開します。

Dsc_1682(藤井王将が注文した昼食)

Dsc_1694(掛川牛もも肉のカツカレー)

Dsc_1640001(永瀬九段が注文した昼食)

Dsc_1655(チーズイン煮込みハンバーグ)