控室がどよめく 控室がどよめいています。▲永瀬-△藤井聡戦は、図の▲7四馬が危険な一手と見られているからです。森内九段は「▲7四馬は桂取りに引いて相手に手を渡す意味ですが、後手玉にプレッシャーを掛けていませんからね。△7七歩を誘発していますし、逆転していてもおかしくないと思います」と解説しました。△7七歩に自然な▲同桂は△5七香成や△5七桂成を与えます。藤井王将が大きく息を吸いました。 (攻めのターンが回ってきた藤井王将)
二の丸美術館 (二の丸茶室の近くにある掛川市二の丸美術館) (売店では王将戦コーナーが設けられていた) (ロビーには過去の王将戦掛川対局の写真やポスターが展示されている) (歴代の七番勝負の記念扇子が展示されている) (永瀬九段が第70期に挑戦した際の揮毫) (藤井王将が挑戦した第71期の揮毫)
大胆な反撃手順 ▲永瀬-△藤井聡戦は佳境を迎えています。永瀬九段が昼食休憩を挟む1時間39分の長考で▲7一角(1図)と打ちました。以下△9二飛▲5三桂右成△同金▲同桂成△同銀▲8二金△同飛▲同角成と進んで、先手が飛車を取る戦果を挙げたのです。以下△3四金▲8一馬に藤井王将は△6五桂▲6三馬に△5五香(2図)と桂香を打って反撃に転じました。2図で▲5二飛を与えるだけに、藤井王将は大胆な順で先手玉に迫ります。 (大胆な反撃手順を見せた藤井王将)
掛川城内を散策(2) (二の丸茶室へ続く道も王将戦対応のため立ち入ることができない) (二の丸御殿) (二の丸御殿から臨む掛川城) (静岡市生まれの石上和弘さんが創作したアフターアップル) (関係者用の通路で二の丸茶室にたどり着く) (対局場の二の丸茶室) (掛川城を見上げるような位置にある二の丸茶室)
掛川城内を散策(1) (城内へ続く石段) (城内の案内板) (城内をはじめ掛川城周辺には王将戦開催のポスターが貼られている) (丘の上に本丸がそびえ立つ) (石段が続く。二の丸茶室への通路は王将戦開催のため立ち入り禁止に) (掛川城にたどり着く) (城壁からは二の丸御殿と茶室が一望できる)
2日目午後のおやつ 2日目午後のおやつは、藤井王将が紅ほっぺのフレッシュジュース、永瀬九段が紅ほっぺのフレッシュジュース、キウイのフレッシュジュース、掛川抹茶です。 (藤井王将が注文したおやつ) (永瀬九段が注文したおやつ)
2日目の昼食休憩 12時30分、この局面で永瀬九段が50分使って2日目の昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲永瀬4時間50分、△藤井6時間4分。昼食の注文は藤井王将が掛川牛もも肉のカツカレー、アイスティー。永瀬九段がチーズイン煮込みハンバーグ、アイスコーヒーです。対局は13時30分に再開します。 (藤井王将が注文した昼食) (掛川牛もも肉のカツカレー) (永瀬九段が注文した昼食) (チーズイン煮込みハンバーグ)