2016年3月
2016年3月17日 (木)
小田原へ
第65期王将戦七番勝負第6局
第65期王将戦七番勝負第6局は3月18・19日(金・土) に神奈川県足柄下郡箱根町「ホテル花月園」で行われます。
郷田真隆王将から見て3勝2敗で迎えた本局。 郷田王将の初防衛か、 羽生善治名人が踏ん張ってフルセットに持ち込むか。 第6局は羽生名人の先手で行われます。
本局の立会人は久保利明九段、副立会人は佐々木慎六段、 記録係は荒田敏史三段。
中継は、棋譜・コメント入力を文記者、 ブログを野辺が担当します。どうぞよろしくお願いします。
郷田真隆王将から見て3勝2敗で迎えた本局。
本局の立会人は久保利明九段、副立会人は佐々木慎六段、
中継は、棋譜・コメント入力を文記者、
(野辺)
2016年3月14日 (月)
第6局は3月18・19日(金・土)に対局
感想戦
大盤解説会に対局者が出演
終局直後
(終局直後)
郷田真隆王将インタビュー
--5手目▲2五歩に57分考えましたが。
居飛車にされる変化もあって、長考になりました。
--封じ手のあたり(43手目▲6八銀)、形勢判断はいかがでしたか。
全然わからなくて、仕方がないという感じでした。
--△7六歩(54手目)で昼食休憩でした。
自信が持てなくて、でも仕方がないかなという感じでしたね。
--形勢がよくなったと思ったのはどのあたりですか。
▲8七香(87手目)と打てて、手が続くので指しやすくなったかと思いました。
羽生善治名人インタビュー
--1日目の進行は予想通りでしたか
△7二飛(36手目)に▲6六歩という対応で、こちらもどう指していいのかよくわからなかったです。ただまとめづらい将棋になってしまったかなと思います。
--封じ手のあたりはどう見ていましたか。
もちろん難しいのでしょうが、あまりいい構想が思い浮かばなかったですね。
--今日の昼食休憩の局面(54手目△7六歩)はどうでしょうか。
いかないとジリ貧になるかと思いましたが、反撃され、カウンターが厳しかったです。同じ穴熊でも、厚みの差が出てしまったように思います。終始いいところがなかった気がします。
ーー第6局以降に向けていかがでしょうか。
気を取り直してがんばります。
郷田王将が勝ち、防衛まであと1勝に迫る
第65期王将戦七番勝負第5局▲郷田真隆王将-△羽生善治名人は105手までで郷田真隆王将が勝ちました。終局時刻は17時35分。消費時間は▲郷田7時間44分、△羽生7時間12分(持ち時間各8時間)。
これで七番勝負は郷田王将から見て3勝2敗となりました。第6局は3月18・19日(金・土)に神奈川県足柄下郡箱根町「ホテル花月園」で行われます。
先手優勢
金が縦に3枚並び、非常に手厚い形です。控室では先手優勢と言われています。