2016年2月

2016年2月 5日 (金)

20160204_basyo3 (松尾芭蕉に関わる資料と、黒羽藩主大関氏の資料を展示している「芭蕉の館」。黒羽城址内にある)

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(「芭蕉の館」にある松尾芭蕉と芭蕉の弟子である河合曾良が旅をしている銅像。冬の時期に撮ると寒そうだが、実際は春に黒羽地区を訪れた)

20160204_basyo5 (『おくのほそ道』の一節を石碑にしている。「かさねとは八重撫子の名成べし」曾良)

20160204_kurobane1 (黒羽城本丸跡の展望台からは日光や那須の山々を見渡せる。山というと、ホテル花月の南東にある御亭山からは遠く離れた富士山を見ることもできる)

ホテル花月から北東に2キロほどいったところに「芭蕉の館」があります。ホテルのある旧黒羽町(2005年に大田原市に編入)は松尾芭蕉の「おくのほそ道」に縁深い地で、芭蕉は黒羽城に2週間滞在しました。20160204_basyo1 (大田原市内には松尾芭蕉の句碑が10個建てられている。芭蕉の館に向かう途中にある句碑。「行春や 鳥啼魚の 目は泪」。春が過ぎるのを惜しんで鳥も鳴き、魚も涙を浮かべているかのようという内容)

20160204_basyo2 (芭蕉の館は黒羽城址にある)

20160204_cat (ネコを見かけたが、残念ながら横を向かれてしまった)

ホテル花月から北東に1キロ強のところにある大雄寺。黒羽藩主の大関氏の菩提寺にあたります。大関氏が築いた黒羽城址も近いです。ホテル花月のあたりは黒羽藩の城下町でした。

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時刻は11時になりました。封じ手△1四歩以降、指し手は▲1六歩△9四歩▲9六歩の4手しか進んでいません。互いにじりじりと間合いを詰め合っています。最高峰の二人による間合いは実に難しい。
できるだけ現状の形をそのままにしながら有効な手で待って、相手にゆだねようとしているようです。2筋や3筋が戦場になりそうなので後手は△4二玉とは指しにくいのかもしれません。

第65期王将戦七番勝負では、囲碁・将棋チャンネルによるインターネットサービス「将棋プレミアム」でライブストリーミング中継します(有料放送)。

2日目は解説つき。解説は広瀬章人八段。観戦記者の内田晶さんが聞き手を務めます。
将棋プレミアム 1日目
将棋プレミアム 2日目

2015hirose(2日目の解説を務める広瀬章人八段)

現地では10時から大盤解説会が始まりました。木村八段と飯塚七段が熱弁を振るっていました。22手目△8八角成について「この角交換は後手の手損なんです。われわれは皆さんに損する手を指してはいけないと解説するんですけど、じゃあ、後手の人は弱いんですか? となります。そんなわけで、最近は将棋のコツを教えにくくなりましたね。後手は手損したので、先手と同じように指しては苦しくなります。それで違う駒組みをしたんですね」と木村八段。

20160205_ooban2 (朝早い時間からホテルにきたファンも多かった)

20160205_ooban1 (飯塚七段(左)と木村八段)

10時30分になり、2日目の午前のおやつが出されました。郷田王将がホットゆずジュース、羽生名人はホットコーヒーです。栃木県東部にある茂木町はゆずの産地として知られています。

20160205_oyatu (ホットゆずジュース)

20160205_oyatu2 (ホットコーヒー)