日本将棋連盟モバイルのTwitterアカウント（@shogi_mobile）ではプロ棋士による解説が行われています。２日目の担当は終盤力に定評のある広瀬章人八段です。
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広瀬章人八段。

早くも深い読み筋が解説されている。

大盤解説会、２日目は10時半の開始から立ち見が出る大盛況だ。

解説は中座七段から。

開始時は中村修九段も同時登場。以降は交代で行うとのことだ。

【現地大盤解説会】（２日目）
第１局は対局場の掛川城に隣接する大日本報徳者大講堂にて、現地大盤解説会が開催されます。国の重要文化財にも指定されている歴史ある建造物で、現地ならではの臨場感あふれる解説をお楽しみください。

■日時
２日目：１月11日（月・祝）10時～終局まで

■会場
大日本報徳社大講堂
http://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/kankou/spot/rekishibunka/houtokusha.html
※会場には専用駐車場はありません。
　公共交通機関または大手門駐車場など有料駐車場をご利用ください。

■参加料
２日目：1,500円
※高校生以下無料

（石川准・静岡県立大学国際関係学部教授）

（勝又清和六段）

（石川教授は全盲のため、特製の盤と駒台を使っている）

（牛蒡）

大手門は掛川城の東南方向にある。

歴代の掛川城主。初代は朝比奈氏。毎日新聞社の朝比奈豊社長も掛川が地元。

大手門に登る急階段。

大手門脇にある三光稲荷。

山内一豊が掛川城主だった時代に建てられたようだ。

大手門の先は昨日も紹介した逆川。

逆川のほとりは掛川桜並木になっている。春が楽しみだ。

10時30分、対局者におやつが運ばれました。郷田王将は「モンブラン」と「キウイジュース」、羽生名人は「ホットコーヒー」。両者に「イチゴ（紅ほっぺ）が添えられています。

郷田王将は昨日に続いてモンブラン。ジュースはイチゴかキウイに変えてきた。

羽生名人は「ホットコーヒー」。今日もケーキは午後なのか。

封じ手を開封する中村修九段の手元。さすが、落ち着いた手つきだった。

切り口を１センチほど残すのが手筋だが、見た目よりも難しい。

封じ手を赤ペンで図面上に示すのが作法だ。

１日目の指し手が再現された。

記録係の門倉四段が指し手をキビキビと読み上げた。

立会人の中村修九段が封じ手を開封。「△７三角」だった。

羽生名人がすぐに封じ手を着手。

対局が再開された。

２日目も郷田王将が先に８時44分に入室。

羽生名人は51分入室。

羽生名人は終始、険しい表情に見えた。

おはようございます。
第65期王将戦七番勝負第１局、２日目は封じ手開封の後、９時に再開されます。

掛川の空は薄く雲がかかっていますが、晴れの予報です。

羽生名人が封じ手のため別室へ。立会人が定位置に着いて待つ。

郷田王将はスッキリとした表情で待っていた。

数分して羽生名人が封じ手を終えて戻った。

郷田王将が封緘の署名をする。

立会人に預けられて封じ手が完了した。

封じ手を知るのは羽生名人だけだ。

１日目が終わった。対局は明日９時に再開する。

【封じ手予想】
「６四の角は先手の飛車をにらむために出た角なので、△４二角など左に引く手はやりにくい。よって△８二角か△７三角の二択と見ます。どちらかは非常に悩ましいところですが、うーん……△７三角ですかね。今日は羽生名人が作戦勝ちを目指して動き、郷田王将がそれを許すまいとして流れが激しくなりました。明日は、朝から激しい展開が予想されます」（中村修九段）
「中村先生が△７三角でしたので、私は△８二角を予想します」（中座七段）
このほか、記録係の門倉四段も△８二角を予想しています。

以上で１日目の更新を終わります。
明日の対局再開をお楽しみに。