2014年5月16日 (金)

107両者1分将棋に突入し、時刻は20時を回っています。
図の1手前、△8六歩に▲4三歩成と切り込んで先手玉はギリギリ詰まず先手勝ちと見られていましたが、広瀬八段は▲5五桂(図)と後手の飛車筋を止める一手を放ちました。以下△4四金と手を戻されて、後手が優勢になったようです。

(八雲)

92

時刻は19時30分を回りました。図の局面で広瀬八段が長考しています。
いま現在どちらの玉にも詰みはありませんが、渡す駒の種類によっては詰みが生じます。手番の先手は、自玉が詰まないように渡す駒を考えながら後手玉を寄せ切れるかどうか。また、王手で駒を抜く筋も生じやすいため、どちらの勝ちなのかまったく分かっていません。

一例として、図からもっとも単純に寄せに出るなら▲2二銀△同金▲4二銀△同角▲2二歩成△同玉▲4二とがあります。しかし、銀2枚を渡して先手玉は非常に危険。仮に詰まなくても4四角を抜く筋も生じそうで、この順では先手は勝てないようです。さまざまな条件をクリアする勝ち手順が先手にあるのかどうか。勝負は大詰めを迎えています。

(八雲)

80

18時50分過ぎ、図の△8七歩は狙いの手筋ですが、先手の角は▲4四角や▲5五角と飛び出すことができます。先手玉はまだすぐには寄らない形で、相当に盛り返している雰囲気。逆転している気配もあります。広瀬八段のさすがの指し回しが光っています。

(八雲)

71

図は18時20分過ぎの局面。残り時間は▲広瀬1時間3分、△千田8分。
先手は△3七歩成で桂を取られて駒損。しかしその間に▲5六歩~▲5五歩と取り込んで、意地でも8八角を使う順に踏み込みました。形勢は駒得でと金を作った後手が優勢と見て間違いなさそうですが、広瀬八段も勝負手を繰り出してチャンスを待っています。
千田四段が決め手を放てるかどうか。勝負はまもなく最終局面に入りそうです。

(八雲)

61

図は17時15分頃の局面。広瀬八段は、3四の地点でシンプルに銀交換して▲2三歩と手筋の垂らし。△2三同金は▲4三銀の隙ができるため、この歩は簡単には取れません。先手好調か、そう思われた矢先に千田四段は△5四銀打と受けました。4三の地点を守りながら5五歩にもヒモを付ける一石二鳥の受け。先手の攻めを防いでおいて、反撃を狙っています。
丁丁発止の攻防で優劣は不明。中盤の勝負所です。

Img_0749鳩森神社では、気の早いアジサイが一輪だけ咲いていた。

(八雲)