明日、王位戦七番勝負第1局開幕
羽生善治王位(名人、王座、棋聖)に木村一基八段が挑戦する、第55期王位戦七番勝負第1局が8日、石川県輪島市の旅館「輪島温泉 八汐(やしお)」で開幕します。
通算獲得期数15期を誇る羽生王位。第53期は藤井九段を相手に4勝1敗、第54期は行方八段を相手に4勝1敗と危なげなく防衛を果たしました。
充実著しい王位に挑むのは木村八段。第50期に挑戦者になって以来のタイトル戦登場です。
週刊将棋6月25日号のインタビューでは、羽生王位について「虎のような方」と評しています。
『虎穴に入らずんば虎子を得ず』のことわざにもあるように、挑戦権を獲得したような思い切りのいい将棋で初タイトルを掴むことができるでしょうか。
開幕局は石川県輪島市の旅館『輪島温泉 八汐(やしお)』で行われます。
持ち時間は各8時間、7月8日午前9時対局開始です。
立会人は中村修九段。副立会は杉本昌隆七段、記録係は伊藤和夫三段が務めます。
現地大盤解説会は解説を杉本七段、聞き手を井道千尋女流初段が務めます。
本局の中継は、棋譜・コメント入力を文記者が、ブログを野辺が担当します。
どうぞよろしくお願いします。
(野辺)
七番勝負日程
感想戦
終局直後
(木村一基八段は第50期以来、2度目の王位挑戦)
――指し直し局を振り返って
木村 前例のない将棋でよくわかりませんでした。積極的に指したのが結果的にうまくいったようです。
――挑戦者になった今の気持ちは
木村 うれしいです。充実している人に挑戦できるので。あまりさえた成績ではないので、はずかしくない将棋を指したいです。
(敗れた千田翔太四段。最速のタイトル挑戦はならなかった)
――指し直し局を振り返って
千田 想定局面(の形勢判断)がそもそも間違っていました。その時点で相当こちらが形勢を損ねていました。そこからは勝ち目が薄い将棋になってしまったので。具体的には37手目▲7七桂(図)です。そこで△5五角と打つ予定だったのですが、▲7六歩△7四飛▲4六歩△7六飛▲6六歩(参考図)で、それでもうひどい事になっているので。
――初めて挑戦者決定戦を指していかがでしたか
千田 実力不足でした。

木村八段が王位挑戦を決める













