終局直後 (勝ってシリーズ成績をタイに戻した木村九段。攻防に持ち味を存分に発揮した) (敗れた豊島将之王位。根性の粘りを見せ続けたが、実らなかった) (声が出始めたのは終局してからしばらくしてからだった)
木村九段が2勝目を挙げ、タイに持ち込む ▲木村-△豊島戦は285手で木村九段の勝ちとなりました。終局時刻は21時12分。消費時間は▲木村7時間56分、△豊島7時間59分。木村九段は連勝で対戦成績を2勝2敗のタイとしました。
執念 ついに先手玉も入玉を果たし、相入玉の状態となりました。豊島王位は持将棋には3点ほど点数が足りなさそうで、回収も難しいと見られていますが、早指しで指し返す姿勢を見せており、控室では「執念やね」という声が聞かれました。
詰めろが掛かる 図は▲4五馬と歩を取った局面。「この手が次に▲1八馬△同成銀▲同馬△同玉▲2七銀以下の詰めろになっています」と久保九段。1九に入って逆穴熊のような形になっている後手玉に、なんと詰めろが掛かりました。木村九段が勝ちに近づいたようです。
寄せにいっているのでは 控室では「これは寄せにいっているのでは」と話されはじめています。後手は4五歩を助けるために△4六歩と突きたいところですが、それには▲3八銀が生じます。2枚の馬の利きが通ってくると、先手玉は危ないようです。