お~いお茶杯第67期王位戦挑戦者決定リーグ Feed

2026年5月 8日 (金)

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▲阿部光七段ー△佐々木大七段戦は7五の飛車を7四に引いたところ。一見はと金を作った先手がよさそうですが、歩切れで▲1二歩が打てないため簡単ではありません。▲8六金の補充には△2四角の切り返しが怖いところです。

Dsc_3887(佐々木大七段はうまくバランスを保てるか)

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紅組の▲齊藤優-△永瀬戦は、本格的な戦いが始まりました。上図は永瀬九段が△5四角と打った局面です。後手は次に△7六角と取ったあと、△8七角成▲同金△同飛成の8筋突破を狙っています。先手の受けが難しい局面に見えましたが、齊藤四段は▲8六歩△同飛▲9八角!(下図)と進めました。

Oui20260508040155▲9八角が気づきにくい端角で、後手からの攻めに備えました。△7六角には▲同角△同飛▲8七金で飛車を捕まえて先手よしとなります。△9五歩と突いても▲5五歩の催促があり、後手の端攻めは間に合いません。意表を突かれてか、永瀬九段は長考に沈みました。

Dsc_0055(齊藤四段は気づきにくい端角を放った)

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▲服部-△杉本和戦は後手が2筋を押し返し、安定した桂を活用でさばきやすくなってきたところ。3七から▲5九角と引いたのが面白い手。△4六歩に対して受け駒を減らしているものの、実際に△4六歩とされたら▲6八角で切り返せます(△4七歩成には▲2四角)。受けを放棄しているようで、実は牽制しているのです。

後手の有効手が難しい局面。形勢も難解な状況が続いています。

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(服部七段は軽い身のこなしで牽制)

Oui20260508020149図は▲佐々木勇-△古賀戦の14時50分頃の局面。先手の攻めに後手が対応する展開です。先手は馬を作っていますが、後手も現局面で(1)△2二銀や(2)△4四歩といったん受ければ、△5七桂打を狙えます。形勢については、後手が指せていてもおかしくなさそうです。

Dsc_4978 (古賀六段)

白組の▲藤本-△伊藤戦は、5筋の歩を交換したばかりの伊藤二冠が、すぐに△5四歩と合わせていきました。先手視点では考えにくく、凝ったつくりの指し回しです。△5四歩以下、▲同歩△4二角と引いて、伊藤二冠は△6五歩▲同歩△5四銀右と攻める含みで進めています。

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Dsc_1275(チラリと藤本七段の様子を見る伊藤二冠)