洋々閣 対局場の「洋々閣」を紹介します。1893年創業の木造建築旅館です。回遊式の庭園も歴史が深く、唐津市を代表する老舗旅館として知られています。まずは館内の写真を紹介します。 (洋々閣の外観) (洋々閣の看板。入口には王位戦唐津対局のポスターが貼られている) (玄関の打ち水が涼しさを感じさせる) (木のぬくもりが心を落ち着かせる) (橋を渡って池を見ながら奥に進んでいく) (対局室に続く板張りの廊下) (両対局者の色紙が飾られている)
封じ手の準備 王位戦七番勝負は2日制のため、18時に手番の棋士が封じ手を行います。封じ手に使う封筒は立会人が記名して対局室に持ち込むことになっています。立会人の中田功八段と副立会人の豊川孝弘七段が1通ずつ手分けをして封筒に必要事項を記入しました。 (まずは豊川七段がペンを持つ) (対局者の名前を記入する) (続いて中田功八段が封筒に記入していく) (最後に署名をして封じ手用の封筒が完成する)
未知の戦い 昼食休憩再開後から△5五歩▲同歩△同銀▲8八玉(図)と進みました。先手の角が狭いですが、△5六歩には▲8四角と歩を取っておけば問題はないようです。すでに前例はなく、互いに構想力が問われる展開になっています。 (1日目午後、神妙な面持ちで盤上を見つめる藤井王位)