お~いお茶杯第64期王位戦七番勝負第2局 Feed

2023年7月13日 (木)

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Img_7980(藤井王位から封じ手封筒を受け取ると、佐々木七段は赤ペンでサインを入れる)

Img_7987(立会人の福崎九段に、藤井王位が封じ手封筒を手渡し。これで封じ手完了となる)

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Img_8023(封じ手封筒の裏面には、両対局者のサインが入っている)

【藤井 冷静に対応、封じ手は44手目 佐々木は積極的な攻め 将棋王位戦第2局|神戸新聞NEXT】
https://www.kobe-np.co.jp/news/culture/202307/0016581577.shtml

【王位戦第2局、2日目は「若武者同士、真っ向勝負になる」 立会人・福崎文吾九段|神戸新聞NEXT】

https://www.kobe-np.co.jp/news/culture/202307/0016581662.shtml

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「ここで封じ手、というのはありうると思います」(村山八段)
「△8三角成には▲1五歩だけど、そこで後手の応手がたくさんあって今日中に決めねばなりません。いま封じ手にすれば、後手はひと晩考えられますからね」(福崎九段)

Img_7704(封じ手時刻の18時まであと20分を切っている)

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時刻は17時を回ったところ。継ぎ盤では、先手は1筋の端攻めを交えて戦えないかと検討されています。

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Img_7964(継ぎ盤検討の代表として、村山八段に形勢判断をしていただいた)


「先手の攻め、後手の守り、という構図です。難解な局面ですが、私が持つとすれば後手のほうですね。受け一方というわけではなく反撃含みで、藤井王位の好む展開でもあると思います。あと駒の働きも後手のほうがよさそうで、例えば先手は左右の桂が現状は使えていません。先手の主張は攻めていけるという点ですね」(村山八段)

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Og03e_img_5071(温泉街のマンホールには、地名のほかにロープウェーのイラストも)

Og03d_img_5049(六甲有馬ロープウェーの有馬温泉駅)

温泉街南端に設置されている六甲有馬ロープウェーは、眺望スポット「六甲ガーデンテラス」や、日本最大級アスレチック「六甲山アスレチックパークGREENIA」などが広がるエリアとを結びます。2020年からゴンドラが一新され、道中の自然をより一層体感できるようになりました。

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藤井王位は相手の攻めを呼び込み、この△4七角から馬を作ろうとしています。控室では(1)▲3八角や、前例にもある(2)▲6六歩△7五歩▲6七角が調べられました。前者については、以下△同角成▲同金△7五歩▲5六角△6五角▲同角△同桂▲5六角△8三角(変化図)が進行の一例。金を3八に上がらされる先手の感触が悪い、というのが村山八段の見解です。

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Img_7636(ここ数手は両者ともに熟考の連続)