▲木村－△菅井戦は、図から△４四歩▲同銀△２三歩と進みました。後手は銀を引っ張り込み、それを目標に指すようです。進行の一例は△２三歩以下、▲２六飛△５四飛▲４六飛△５六歩▲同歩△４六角▲同歩（参考図）の飛車角交換。

参考図は４四銀に８八角のヒモが付き、次に▲６五角が見えているため、先手が手番を握っているといえます。

（復位を目指す菅井七段）

（再開直前の羽生九段）

（同じく永瀬叡王）

（午後の戦いが始まる）

（再開直前の木村九段。千日手模様を打開するかどうか）

（菅井七段は相手の決断を待つ立場）

（このあと木村九段は▲３五歩で局面を打開した）

図の局面で昼食休憩に入りました。休憩時間は12時から40分間です。消費時間は▲羽生１時間、△永瀬33分。昼食の注文は、羽生九段が「手ごねハンバーグ弁当」（鳩やぐら）、永瀬叡王は「しょうが焼き定食、肉２枚追加」（ふじもと）。写真は休憩中の対局室と盤面です。

図の局面で昼食休憩に入りました。休憩時間は12時から40分間です。消費時間は▲木村１時間５分、△菅井31分。昼食の注文は、菅井七段が「豚と厚揚げ卵とじ弁当」（鳩やぐら）、木村九段は注文なし。写真は休憩中の対局室と盤面です。仮に図から▲５四銀△４四角▲４五銀△５三角を繰り返せば千日手になります。

▲羽生－△永瀬戦、永瀬叡王は最近、後手番でさまざまな作戦を指していますが、今回は横歩取りを採用しました。２三銀型は永瀬叡王が得意にしている形で、今回は飛車の動きで手損していますが、２筋を押し込もうとしています。

（狙うは二冠、永瀬叡王）