２日目の昼食は、菅井王位が天丼（サラダ、みそ汁付き）、オレンジジュース。豊島棋聖がカツカレーを注文しました。しかし、菅井王位は昼食は取らず、対局室にフルーツの盛り合わせとアイスコーヒーを注文がありました（天丼はスタッフが食べました）。

（菅井王位の注文）

（12時45分ごろ、菅井王位が対局室に戻る。しばらくして、出されたフルーツに手を伸ばした）

（豊島棋聖の昼食）

図の64手目△４六歩の局面で12時30分になり、昼食休憩に入りました。対局は13時30分再開です。
図で▲３八銀とテコ入れする手が示されています。

（豊島棋聖が△４六歩と突いた局面で昼食休憩）

現地の「ホテルエミシア札幌」では８月２日に大盤解説会が開かれます。

【日時】８月２日（木）13時半開場、14時開演
【会場】ホテルエミシア札幌３階「パレスホール」
※JR新札幌駅改札から徒歩３分、地下鉄東西線新さっぽろ駅９番出口から徒歩１分
【解説・聞き手】野月浩貴八段、渡部愛女流王位
【入場料】無料。定員900人
※満員の時は入場をお断りすることがあります。
※扇子や記念グッズが当たるお楽しみ抽選会があります。

図は61手目▲７四歩まで。以下△６五桂に▲７六飛とさばきました。
左右を反転させたのが下の図。本局は菅井王位の振り飛車ですが、左右反転させると、後手の豊島棋聖が振り飛車を指しているように見えます。どちらの図のほうがなじみやすいでしょうか。

（菅井王位）

図は58手目△７三同桂の局面。後手の７五の銀が取られてしまいますが、それを承知で豊島棋聖は指しています。以下▲７五角△９九角成▲６六角△同馬▲同飛△６五桂▲６一角が予想手順ですが、銀香交換の駒得は大きく、先手が指せるという見解です。
屋敷九段は「▲５三歩（55手目）がうまい手だったと思います」と話します。

（屋敷九段と石田五段が検討。屋敷九段は菅井王位と同じアイスコーヒーを飲んで「濃厚ですね」）

（石田五段は２日目も控室を訪れて検討に加わる）

現地では10時から「まなぶんサマースクール」が開かれています。
野月八段と渡部女流王位が小学１年生から６年生を対象に、将棋の歴史や所作を教えています。
【まなぶんサマースクール】

（右下に写っているのは、北海道新聞のキャラクター「ぶんちゃん」）

（野月八段と渡部女流王位が対局時の所作について説明する）

（児童たちは棋譜の書き方を教わる）