（一礼して、まずは駒を並べる）

（記録係が１日目の指し手を読み上げて、対局者が着手していく）

（１日目の指し手を並べる菅井七段。１日目の指し手がすべて並んだところ（本局の場合は50手目△９四歩）で封じ手開封ということになる）
　

（封じ手を開封する青野九段）

（青野九段が「封じ手は▲４七金です」と読み上げる。封じ手の▲４七金を着手する菅井七段）

（封じ手の▲４七金が着手されて、やや前かがみになる羽生王位）
　　 　

菅井七段の封じ手は▲４七金。本命視されていた手です。

おはようございます。９時から１日目の指し手を指し継ぎます。本日もよろしくお願いいたします。

　

現地大盤解説

７月26日（水）15時から終局まで。
福岡市博多区「ＪＲ九州ホール」
入場無料。
解説は豊川孝弘七段、聞き手は安食総子女流初段。
https://www.shogi.or.jp/event/2017/07/58_9.html#58-02


関西将棋会館

７月26日17時から。入場料は一般1500円。
解説は船江恒平六段、聞き手は長谷川優貴女流二段。

https://www.shogi.or.jp/kansai/entry_images/8e531ac72e3c8c842b560ea004b9c91e.pdf

本日の更新は以上です。明日の王位戦第２局をお楽しみに。

封じ手予想を青野九段、豊川七段、安食女流初段に聞きました。

青野九段「形勢は、はっきりしているわけではありませんが、後手が苦労する展開です。主導権は先手にあります。封じ手の候補手は▲６五桂と▲４七金ですが、もう１手▲４七金（参考図）と指したいと思います。先手は懸案だった７八金を美濃囲いにくっつけられたので、作戦としては悪くないと思っているのではないでしょうか」

豊川七段「本命は▲４七金だと思いますが、私は▲９六歩（参考２図）を予想します。
菅井七段の５六銀が好位置です。羽生王位は６二銀が嫌な形です。見た目以上に５六銀と６二銀の働きに差があると思うので、羽生王位としてはうまく厚みを生かす展開に持ち込みたいです。菅井七段は５六銀を生かして差を広げられるかです。そういった勝負どころで難所。チョモランマですって、つまらんな」

安食女流初段「菅井七段が積極的に指されていて、振り飛車の指し方や駒の使い方が参考になりました。その中でも▲５五歩（図）がいい手だなと思いました。封じ手は△４六角の筋を防いで▲４七金だと思います。７八の金がここまでいけたら満足に思うので」