藤井九段、積極的に動く 藤井九段は△7四歩と突かれたのを見て、積極的に自陣角を打っていった。▲4三角成を見せて、▲7四角と歩得する狙いだ。角を7四に出ることができれば、▲8六歩△同歩▲8三歩から飛車先を逆襲する筋が生まれる。(淡)
昼食の予想をズバリ的中させる藤井九段 対局前日に昼食の注文が取られた。写真は羽生王位の注文。7日夜、藤井九段は昼食のお品書きが書かれた紙とにらめっこし、「1日目の細巻ってなんだろうね。細いんだから、キュウリくらいしか巻けないよね」と予想する。結局、藤井九段は細巻を注文せず、読み通りのカッパ巻きだった。(淡)
対局再開 左が記録係の池永天志三段。右が立会人の淡路九段。再開の時刻から2、3分たった頃、羽生王位が入室。盤を見つめる羽生王位。しばらくして藤井九段が入室。目をつむり、心を落ち着ける藤井九段。1分程して▲5八金左を着手。(淡)
昼食休憩 12時30分、藤井九段が53分考えて、昼食休憩に入った。消費時間は▲藤井九段1時間54分、△羽生1時間26分(持ち時間各8時間)。対局は1時30分に再開される。藤井九段が▲8六歩△同歩▲同銀の飛車先逆襲を実行するか、注目の局面となっている。(棋譜)(淡)