（陣屋は昭和初期からタイトル戦の対局場の舞台となった。その功績により、第５回大山康晴賞を受賞している）

（銀杏）

図は58手目△２一飛の局面。ここで深浦王位が考えています。副立会人の佐藤秀司七段に見解を聞きました「後手は指したい手が多いように思います。先手はどうやっていくのか。堅いので切れない攻めをしたいのですが、いま使えているのは馬、桂、歩ですからね。うまく手が作れるかどうか。この局面は後手を持ちたい。と金が桂損を補って余りあるように感じます。深浦王位からすると、ここ数手は尋常ではない手が要求されているようです」

（銀杏）

（陣屋には飲むことができる温泉が湧き出ている。神奈川県飲泉許可第１号）

（銀杏）

（陣屋の楠の木は、人気アニメーション『となりのトトロ』のモチーフになっている）
 

（アニメーション監督・宮崎駿さんの色紙。宮崎監督と陣屋の女将が親族の関係に当たる。「賑い亭」は陣屋内のレストラン）

（銀杏）

15時になり、午後のおやつが出されました。
深浦王位はモンブラン、ホットレモンティー。
広瀬六段はチーズケーキ、アイスコーヒー。


（深浦王位のおやつ。モンブランとホットレモンティー）

（広瀬六段のおやつ。チーズケーキとアイスコーヒー）

（銀杏）

図は55手目▲４四角まで。深浦王位が対局前日のインタビューの通り、積極的に指しています。深浦王位は陣形の堅さを、広瀬六段はもうすぐできそうなと金を生かした組み立てで指し進めたいところです。

（銀杏）