1日目午前中に68手も進みましたが、昼食休憩明けは動きが止まりました。上図、伊藤二冠は1時間55分の長考で▲6五馬を選びました。深浦九段は「先手は方針の決めどころでした」と長考に理解を示し、後手の攻め駒不足を懸念しました。このあと、実戦は△7九歩成▲7七桂と進みました。先手は後手の攻めをいなす方針のようです。後手は継続手段が求められ、つながるかどうかが勝負を分けるポイントといえそうです。佐々木大七段は「後手が攻める展開になりそうです。先手は受けに回りますが、伊藤二冠はあまり苦にしないと思います」と感想を残しました。伊藤二冠は受け重視の棋風で知られます。
