2026年5月

2026年5月 8日 (金)

白組の▲藤本-△伊藤戦は、図から▲7四歩△同銀▲6四角と進んで王手桂取りがかかりました。これにて先手よしなら話は早い。ですが、伊藤二冠が簡単に倒れるとも思えません。どのような切り返しを用意しているのでしょうか。

20260508_76

Dsc_1297_2(歩の手筋を駆使して王手桂取りをかけた藤本七段)Dsc_1306(伊藤二冠がどう切り返すか)

Oui20260508060188_2 ▲阿部光七段-△佐々木大七段戦は、1筋突破を果たした阿部光七段が優位に立ちました。△3一歩は粘り強い受けですが、▲2四角△5二玉▲3三銀と着実に攻めれば押しきれそうです。

Dsc_3870_2 (阿部光七段が勝ちに近づいている)

Oui20260508050174

▲羽生-△菅井戦は、後手が駒得を拡大して銀得になっています。図は△5四歩と突いたところです。腰の入った手で、△5五歩~△5六歩~△5七銀となれば先手に食いつけます。現局面で(1)▲8三飛△5五歩▲8五飛△5六歩▲5五歩は、やはり△5七銀がうるさいです。(2)▲4五歩は△3五角で逆効果で、3六の角が先手玉をにらんでいるため、▲3五同桂とは取れません。

羽生九段は何かをひねり出さないと、このまま押しきられてしまいます。後手の角を目標にするなどの手段を見つけたいところです。

Dsc_4139_2514

Dsc_4140_2515

Oui20260508020160

図は▲佐々木勇-△古賀戦の16時55分頃の局面です。古賀六段が、自玉の安定を保ったうえで相手玉そばの金をはがすことに成功して優位に立っています。佐々木勇八段としては、何とか攻め合いの勝負に持ち込みたいところですが、果たして適当な順があるでしょうか。

Dsc_4987 (佐々木勇八段)