2023年8月14日 (月)

前夜祭

18時から前夜祭が行われ、藤井王位と佐々木七段は対局に向けての決意を述べました。嬉野市からはさまざまな記念品が贈られ、両対局者は退場。その後は現地の棋士らが本局の見どころについて語りました。

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(西日本新聞社の柴田建哉・代表取締役社長は「ようやく嬉野市での開催がかなった。明日は素晴らしい名勝負になることを期待している」とあいさつ)

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(日本将棋連盟の脇謙二専務理事は「佐々木七段は星が苦しいが、師匠の深浦九段は3連敗から4連勝したことがある。ど根性を見せてほしい」と挑戦者を激励した)

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(嬉野市の村上大祐市長は「2回の開催延期があり、この日を無事に迎えられたことは万感の思い。嬉野は温泉、お茶、お菓子と隙のないまち。器の産地でもあり、器たちが躍動するもてなしをお見せしたい」と意気込みを語った)

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(藤井王位は「食事とおやつのメニューを見ていたが、お茶のまちということでお茶だけで6~7種類もあって長考してしまった。明日からの対局は持ち時間8時間と長いので、そちらこそしっかり考えて一手一手内容の濃い将棋にしたい」とあいさつ)

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(佐々木七段は「奇遇にも3連敗で九州に来るという師匠と同じ状況を迎えてしまった。自分の力を信じて、集中して力を出しきれるように精いっぱい頑張りたい」と巻き返しを誓う)

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(左から脇九段、豊川七段、中田八段。豊川七段は戦型を相掛かりと予想、中田八段と軽妙なトークで会場の笑いを誘った)

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(左から武富女流初段、髙野潤初段。佐賀県出身の武富女流初段は「小学生のときは和多屋別荘の将棋まつりを毎年楽しみにしていた」と思い出を語った)