(16時30分前、検分が始まった。盤、駒、駒台は日本将棋連盟北海道支部連合会が所蔵しているもの。駒は2種類が用意され、立会人の深浦九段から藤井王位に渡された)
(駒はどちらもタイトル戦で使用されたことがある。藤井王位が豊島九段にどちらが好みかを尋ねたところ、豊島はどちらでもと答えた)
(本局で使用されることになった、如水作・関根名人書の駒。寄贈者の新井田基信さんはアマ強豪で、北海道将棋連盟常務理事で事務局長を務めた。第51期王位の広瀬章人八段が幼少期に教わったことでも知られる)
(木村文俊作・木村義雄名人書。文俊師は木村義雄十四世名人の弟にあたる。初代北海道将棋連盟理事長の故・佐々木治夫氏が第1回大山康晴賞を受賞した記念の逸品だ)
初めての対局場でしたが、両者ともに問題なく、10分ほどで検分は終了しました。