中島公園の敷地内には、国の重要文化財に指定されている「豊平館（ほうへいかん）」が建てられています。豊平館は、1880年に高級西洋ホテルとして建造され、明治天皇が最初の宿泊者とされています。主に要人の宿泊、式典などに用いられ、明治、大正、昭和と３代にわたって天皇家が訪れた由緒ある建物です。当初は現在の大通公園に面する場所に建てられていましたが、1958年に市民会館建設のため、現在の中島公園に移築されました。
（展示場には、大正天皇が実際に使用した椅子もある）
【ようこそさっぽろ｜豊平館】
http://www.sapporo.travel/find/culture/hoheikan/
ホテルから南に下っていくと歓楽街の「すすきの」に入り、さらに進んでいくと中島公園が見えてきます。中島公園は「日本の都市公園100選」と、日本の歴史公園100選に選定されています。公園内には、まだきれいなアジサイが残っていました。
（その名の通り、中島公園駅の目の前にある）
（中島公園の敷地内には庭園がある）
図は44手目△８五飛まで。豊島王位が飛車をぶつけたところです。
▲８五同飛△同桂▲６七金寄△２七飛となれば後手十分です。実戦は△８五飛に▲２八飛△３五歩と進行。飛車の横利きを生かした攻め方です。ただ、△３五歩は次に△３六歩としても▲同銀とかえって先手の駒が進んでしまうため、はっきりした狙いが見えていません。豊島王位がひねった手順で攻めている印象です。
（島九段は封じ手用の封筒に署名している）
（野月八段は大盤解説会の景品用に色紙に揮毫する）
15時になり、両対局者に午後のおやつが出されました。豊島王位はフルーツ盛り合わせとりんごジュース、木村九段はバニラアイスクリームとコーヒーです。
（豊島王位のおやつ）
（午前と内容を少し変えている）
（木村九段のおやつ）
（14時35分ごろ、野月八段がニコニコ生放送に出演。大盤解説会の案内などトークを展開している）