2014年7月

2014年7月24日 (木)

89手目▲8六同歩の局面で羽生王位が22分考えて昼食休憩に入りました。

ここまでの消費時間は▲木村八段5時間25分、△羽生王位5時間14分。昼食の注文は両者ともに松花堂弁当。対局は13時30分から再開します。

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(夏芽)

11時50分、88手目△8六歩まで進みました。この突き捨ては控室の福崎九段が予想していた一手で、▲8六同銀なら△6五香が厳しいと言われています。

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△8六歩に▲同歩なら、以下△6五香▲7一角△9二飛▲6二歩成に△5三銀!(参考図)が福崎九段が示した順で(1)▲同角成なら△同桂、(2)▲4六角なら△6二銀とと金を払う手があります。

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(夏芽)

10時30分になり、渭水苑向かいの「祥雲閣」では武市七段、長谷川女流二段による指導将棋教室が始まりました。

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Photo_26(10人以上の子ども相手に走り回る武市七段)

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Photo_28(長谷川女流二段の表情も真剣)

Photo_29(終わった将棋は丁寧にアドバイス)

(夏芽)

昨日11時15分に掲載した青野照市九段の詰将棋。

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<正解>▲1三銀成△同玉▲1四歩△同玉▲1六飛△2五玉▲2六金までの7手詰め。

初手に▲1三銀成と歩を取るのが詰将棋らしくない好手。5手目▲1六飛は限定打で、1五に合駒を打つのは▲2四金までの詰みです。

(夏芽)

10時15分、79手目▲2五同歩まで進みました。まだ前例がある局面で、羽生王位も先手側で1局経験があります。

控室の福崎九段は「僕は後手持ち。ここさえ凌げばと思うのがその理由」と語り、長谷川女流二段は「いっぱい攻めることができそうだから先手を持ちたい」との見解でした。

ここまでの消費時間は▲木村八段4時間41分、△羽生王位3時間42分。

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(夏芽)