16時40分、115手目▲５一同とまで進みました。現局面は控室もTwitter解説も「先手有利」で見解が一致しています。

▲５一同とまでの消費時間は▲木村八段６時間52分、△羽生王位６時間40分。

（夏芽）

時刻は16時を回りました。105手目▲６二歩成まで進みました。

控室の福崎九段は「ここで△５三銀と上がった局面でどうするか。（１）▲５一角は△４二金打▲５三角成△同桂▲６三と△４一金寄▲７三角成……これは先手悪くないけど、長い将棋になりますね。あと（２）▲４六角は△４五歩が気になるけど（３）▲３七角は△３六金に▲２六角があるんで、これもありそうです」との見解を示しました。

（夏芽）

15時30分、渭水苑の向かいにある「祥雲閣」では、武市七段と長谷川女流二段による大盤解説会が始まりました。早くも大勢の観客で賑わっています。

（分かりやすい解説に定評がある武市七段）

（真剣な表情で聞き手を務める長谷川女流二段）

（夏芽）

15時過ぎ、97手目▲７六金右まで進みました。△６五香から厳しく迫る羽生王位の攻めを「千駄ヶ谷の受け師」こと木村八段が凌ぐ展開になっています。

（夏芽）

（羽生王位の注文はフルーツとホットレモンティー）

（木村八段の注文は和菓子とホットコーヒー

（夏芽）

渭水苑の正門から玄関まで歩く途中で対局室が見えます。

（途中、左手に「枯山水庭園」があり、その向こう側に見える部屋が対局室）

（「八雲立つ出雲 八重垣妻籠に 八重垣作る その八重垣を」と書かれています）

（夏芽）