馬を作られる展開になりましたが、簡単には悪くならないかなと思って指していました。
△６六と（82手目）から△５八飛成として、損した桂馬を取り返せる形になったので、少し良くなったかなと。
終盤はピッタリ勝ちになる変化が多かったですね。△８四香（96手目）と打ったところで、一手勝っているかと思いました。

（烏）

15時42分、羽生二冠が投了を告げました。消費時間は▲羽生６時間24分△広瀬６時間32分。 【twitter解説】佐藤和俊五段 投了図から▲８八玉は△８七香成▲同金△６九竜で受けなしですね。それでは粘る手段はなさそうです。

（吟）

【twitter解説】佐藤和俊五段

▲５二とには△８四香▲６二と△８七桂不成が厳しい攻めで▲同金は△７八金が痛打。
よって▲同銀ですが△７九金（図）が継続の一手になります。

△７九金に▲同金は△同竜で、以下▲７八金には△同竜と取れるので一手一手の寄り。
また▲８八金打は△８七香不成▲同金右△７八銀で必至。
よって▲８八玉が一番難しいと思いますがそれでは敗走でしょう。

（烏）

午前中に広瀬王位の本の話をしましたが私も「よくわかる振り飛車穴熊」という本を５月に出させてもらいました。こちらの本は級位者から初段前後の方向けに書いた本ですので興味のある方は是非読んで頂ければと思います。

※amazonのレビューはこちら。

（広瀬王位はホットミルクティーとチーズケーキ）

（羽生二冠は和菓子、抹茶、オレンジジュース）

（烏）

【twitter解説】佐藤和俊五段
▲７八金に△６九竜を効かすべきかは微妙なところです。
単に△１九竜として▲９六歩のような手は△８七桂不成▲同銀△８四香（図）が厳しい攻めで後手勝勢です。

（烏）