13時半すぎ、控え室を訪れた上田女流二段。控え室の継ぎ盤を物色しつつ、「やっぱり振り飛車の将棋に興味が……」と三浦-高崎戦の盤の前に落ち着いた。上田女流二段は自身も振り飛車党。昼食休憩前までの手順を並べ、「形勢に差がついているというわけではないんですけど、振り飛車を持ちたいです。7二銀+7一玉の形は、7一銀+7二玉の形に比べて落ち着いているので、得している気がします」とコメントした。
三浦-高崎戦。上田女流二段は、後手の美濃囲いに着目。王様はまだ完全には入城していないが、囲いとしては一応及第点だ。
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