里見女流名人先勝
里見香奈女流名人に伊藤沙恵女流二段が挑戦する第45期岡田美術館杯女流名人戦五番勝負第1局は、16時36分に118手で里見女流名人の勝ちとなりました。消費時間は▲伊藤2時間45分、△里見香2時間28分。第2局は1月27日に島根県出雲市「出雲文化伝承館 松籟亭」で行われます。
(銀杏)
里見香奈女流名人に伊藤沙恵女流二段が挑戦する第45期岡田美術館杯女流名人戦五番勝負第1局は、16時36分に118手で里見女流名人の勝ちとなりました。消費時間は▲伊藤2時間45分、△里見香2時間28分。第2局は1月27日に島根県出雲市「出雲文化伝承館 松籟亭」で行われます。
(銀杏)
局面は1図から△6六歩▲5六桂△同成銀▲4六金△5七歩▲5六金△5八歩成(2図)と進みました。駒の損得は縮まりましたが、後手が飛車と銀桂の2枚換えで依然として駒得です。先手の玉を薄くして後手が好調との評判。里見女流名人が着実にリードを広げているようです。
(琵琶)
本局は後手番の里見女流名人が中飛車を採用しました。対して先手番の伊藤女流二段が右の金銀を4六銀-4七金と盛り上げて押さえ込みを図る展開に進みます。
里見女流名人は1図から昼食休憩を挟む1時間6分の長考で△3二飛と回りました。細かくポイントを挙げる構想で、左桂のさばきを視野に入れていたようです。
里見女流名人は2図からバサッと△4六飛と飛車を切って▲同金に△3七銀と飛車金の両取りを掛けました。結果、里見女流名人が飛車と金銀の2枚換えに。
3図は▲9五歩の反撃に△8五桂とさらに厳しく先手陣に迫ります。控室では振り飛車が優位を築いたといわれています。
(琵琶)
岡田美術館にはチョコレートブランド「Okada Museum Chocolate」があります。チョコレートの表面に名作の絵画が書かれ、1粒ずつ異なる風味が楽しめる逸品です。まさに食べる美術品といえます。岡田美術館ミュージアムショップで販売しています。また、開館5周年を記念した新作も披露されました。
(上段から順に『若冲・孔雀鳳凰』、『光琳・菊』、『雪佳・燕子花』)
(岡田美術館の大壁画『風・刻』。夕方になるとライトアップされる)
(試食タイム。自然と笑顔がこぼれる。感想は下記をご覧ください)
クリームチーズ×バニラ×レモンを試食した清水女流六段は「とてもさわやかな味わいで、今までにない感覚のチョコレートです」と堪能しました。
鈴木女流二段は宇治抹茶×黒豆を食し「香り高いビターチョコレートに抹茶と黒豆の深みが加わり、上品な味わいでした」とにっこり。
マスカルポーネチーズ×コーヒーを選んだ山口恵女流二段は「コーヒー豆が入っているのだと思いますが、その食感がよかったです。チーズクリームがコーヒー風味にマッチしていてよかったです」と感想を語りました。
なお、日本橋三越本店「スイーツコレクション2019」に5年連続で出店しており、1月30日(水)から2月14日(木)まで開催されます。年に1度、岡田美術館チョコレートが都内で買える貴重な機会です。通信販売も行っています。
【ミュージアムショップ|岡田美術館】
https://www.okada-museum.com/facilities/shop/
【日本橋三越本店「スイーツコレクション2019」出店のお知らせ】
https://www.okada-museum.com/information/archives/78.html
【岡田美術館チョコレート|三越オンラインストア】
https://mitsukoshi.mistore.jp/onlinestore/brand/080325/list?specialTopicCode=5000083&slPsblCntUmuFlg=0&nvt&rid=609db601618a42988ebca2bd62c28135
(琵琶)