2019年1月27日 (日)

午前の控室

Dsc_0329(控室で色紙に筆を走らせる畠山鎮七段)

Dsc_0268(関係者が持参した『必勝 三間飛車破り 』(マイナビ将棋BOOKS)著者は畠山鎮七段)

Dsc_0334(色紙に揮毫する和田女流初段)

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(吟)

午前のおやつ

対局者の午前のおやつは両者「生菓子(きづな)」と「煎茶」。地元の坂根屋さんの和菓子。

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Dsc_0357(撮影用のおやつを口にした和田女流初段は「見た目が可愛くて、しっとりとしていて、上品な甘さですね」と笑顔を見せた)

(吟)

対局開始直前の対局室

Dsc_0278(里見女流名人が駒袋を開ける)

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Dsc_0285(両者ゆったりと駒を並べていく)

Dsc_0293(昨日は雪がちらついていた。対局室にはストーブが用意されている)

(吟)

対局開始

Dsc_0308(定刻の9時、「それでは時間になりましたので、里見女流名人の先手番でお願いいたします」畠山鎮七段がと開始を告げる。里見女流名人は初手▲5六歩を着手しました)

Dsc_0315(▲5六歩に対して、△3四歩を指す伊藤女流二段)

Dsc_0317(3手目▲5八飛と飛車を振る里見女流名人)

Dsc_0323(△3二飛と伊藤女流二段が飛車を振った手に、里見女流名人がしばし手を止めた。ややあって9時5分から9時8分まで対局が中断。対局室に障子が入れられました)

(吟)

おはようございます

おはようございます。本日もよろしくお願いいたします。本日のスケジュールは下記の通りです。

【本日のスケジュール】

09:00 対局開始
10:00 午前のおやつ
12:00 昼食休憩
13:00 対局再開
13:30 現地解説会開始
14:00 午後のおやつ

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本局の将棋連盟モバイルTwitter解説は池永天志四段が務めます。

【将棋連盟モバイルTwitter】

https://twitter.com/shogi_mobile?lang=ja

2019年1月26日 (土)

明日の現地大盤解説会

現地大盤解説会

日時 1月27日(日)13時開場、13時30分開始

場所 出雲文化伝承館 縁結び交流館

入場無料

定員 200人

解説者 畠山鎮七段

聞き手 和田あき女流初段

問い合わせ先 女流名人戦出雲開催実行委員会事務局(出雲市文化スポーツ課内)
       電話 0853-21-6514

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本日の中継ブログの更新は以上で終了します。明日の第2局をお楽しみに。

(吟)

前夜祭(4)

両対局者が退場したあと、畠山鎮七段、和田女流初段、小高女流2級が明日の見どころを話しました

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畠山「戦型予想ですが、私は当たらないので。和田さんはNHK杯の代理司会もやっておられたので、なんとなく分かるんじゃないですか?」

和田「里見女流名人の初手▲7八飛を予想します」

畠山「ああ、私と違いますね。私は初手▲5六歩とかと。小高さんは?」

小高「私も初手▲5六歩で、中飛車に振るのかなと思いました」

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畠山「相手は?」

小高「伊藤女流二段は居飛車かなと」

畠山「そこは私と違いますね。伊藤女流二段は居飛車、振り飛車、何でも指せるので、私は相振り飛車かなと思いました。和田さんは? 初手▲7八飛に相手は?」

和田「居飛車で(笑)」

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畠山「ちなみに明日、大盤解説会で次の一手を出題するのですが、(A)私の候補手、(B)和田さんの候補手、(C)その他の3択なんですが、だいたい誰が解説しても(C)その他が強いんですよね。たまに棋士の予想が当たる程度で。里見女流名人のことは、この会場の皆さんはよくご存じだと思いますが、伊藤女流二段は関東の方で、私も棋士会のイベントで一緒になる程度なのですが、どんな方ですか?」

和田「伊藤女流二段は穏やかで優しい先輩です」

畠山「それは勝負師として駄目じゃないですか? もっと勝負の盛り上がり感を出してください(笑)」

和田「えっと、伊藤女流二段は通っている将棋道場が同じで、みんなで将棋を指したあと、食事に連れていってもらうのですが、やっぱり優しい先輩です(笑)」

小高「私も行く将棋道場が同じで、9歳離れているので……優しいお姉さんです(笑)」

畠山「まあ、伊藤女流二段は受け将棋ですが、この半年ぐらいで鋭くなっていて、ふたりとも今年度は男性棋戦でも5割近く勝っていますね。ですから第1局は里見女流名人が勝ちましたが、まったくの互角という感じですね。明日の戦型予想は外しても、大盤解説会の次の一手ぐらいは当てましょう」

和田「はい、私も頑張ります」

Dsc_0259(福代秀洋・出雲市議会議長があいさつをして、前夜祭は終了しました)

(書き起こし=夏芽、写真=吟)

前夜祭(3)

両対局者がステージに登壇して、明日の抱負を語りました。そのあと、長岡出雲市長から花束と記念品(黒柿の文鎮)を手渡され、両対局者から市長には色紙が贈られました。

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「皆さまこんばんは、里見香奈です。本日はお忙しい中、お集まりいただいてありがとうございます。昨年末に私の不注意で足を捻挫してしまい、この大きな舞台で本当に申し訳なく思っているのと同時に、関係者の皆さまや、この会場にお越しいただいております地元の皆さまには、温かくサポートしていただき感謝申し上げます。明日から女流名人戦第2局が始まりますけれども、こうして地元で対局できることが嬉しいですし、この場に帰ってくることができて本当に楽しみです。明日は自分の力を出し切って、一手一手集中して将棋を指したいと思います。お世話になりますが、明日よろしくお願いいたします」

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「皆さまこんばんは、挑戦者の伊藤沙恵です。昨年に引き続き、またこうして出雲に来られたことを非常に嬉しく思っております。ただ、やはり、どうしてもアウェー感はありますよね(笑)。それは覚悟しているのですが、昨年同様、温かく歓迎してくださいまして、ありがとうございます。第1局は私にとって悔しい敗戦となってしまいましたが、まずは一局一局、内容を改善していって悔いの残らない将棋を指したい、という気持ちがいちばん強くあります。里見さんは、ほとんどのタイトルを持たれていて、なかなか対局すること自体叶わない方ですので、こういった大きな舞台で対局できることを胸に刻んで一生懸命、戦いたいと思っております。すべての関係者の皆さまに本当に感謝申し上げて、私のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました」

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(書き起こし=夏芽、写真=吟)

 

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