出雲文化伝承館
出雲文化伝承館は、出雲平野の伝統的な景観と文化を保存し、継承することを目的に、豪農や原家の屋敷跡を整備して1991年11月に開館しました。約1.2ヘクタールの敷地内には、木造建築「出雲屋敷」が復元されており、国の登録有形文化財にも指定されています。屋敷の北面と西面を囲むのは、黒松を長方形の壁のように切り揃えた出雲地方独特の防風林「築地松(ついじまつ)」であり、厳しい自然と共生してきた先人の知恵を象徴する凛とした景観が今に伝えられています。
女流名人戦は2011年から毎年開催され、出雲の地が開幕局になったのは、第41期(2015年)以来11期ぶりとなります。出雲市出身の福間女流名人にとっては、地元の期待を背負って戦う特別な場所でもあるでしょう。

















図の局面で西山女流二冠が17分を消費して12時となり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲福間1時間18分、△西山57分です。昼食はどちらも慶祝・法要折詰め。対局再開は13時です。
先手の誘導で序盤から力将棋となっています。上図▲2六歩と逆襲し、△同歩に▲2二歩の桂取りを狙いました。以下△3三桂▲2一歩成△2七歩成▲7九角△1四馬▲9七角△5二歩▲1一と△同飛▲6五香△7二銀▲5六飛(変化図)が継ぎ盤に並びます。
以下△2八歩なら▲6六飛で6筋の突破が確定し、先手優勢となります。実戦も▲2一歩成まで進みました。稲葉八段は「どちらも一歩も引かない戦いになりました」と解説します。



