2026年1月18日 (日)

出雲文化伝承館

出雲文化伝承館は、出雲平野の伝統的な景観と文化を保存し、継承することを目的に、豪農や原家の屋敷跡を整備して1991年11月に開館しました。約1.2ヘクタールの敷地内には、木造建築「出雲屋敷」が復元されており、国の登録有形文化財にも指定されています。屋敷の北面と西面を囲むのは、黒松を長方形の壁のように切り揃えた出雲地方独特の防風林「築地松(ついじまつ)」であり、厳しい自然と共生してきた先人の知恵を象徴する凛とした景観が今に伝えられています。
女流名人戦は2011年から毎年開催され、出雲の地が開幕局になったのは、第41期(2015年)以来11期ぶりとなります。出雲市出身の福間女流名人にとっては、地元の期待を背負って戦う特別な場所でもあるでしょう。
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Img_3069(この地は人気アニメ『SHAMAN KING』(シャーマンキング)の主人公・麻倉葉の家(麻倉家)のモデル地になった)
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Img_3067(企画展示室。現在は『令和の御遷宮 須佐神社展』が行われている)

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マツオヒロミ展

平田本陣記念館での小休憩のあと、館内で開催中の「マツオヒロミ展 レトロモダンファンタジア」を見学しました。マツオヒロミさんは出雲市の東に位置する松江市出身の人気イラストレーターです。作品の特徴である、大正ロマンや昭和モダンを彷彿とさせる「レトロモダン」な世界観が凝縮されています。美しいイラストの完成品だけでなく、緻密なアナログの描き込みが見られる原稿や、創作のインスピレーションの源となった貴重な資料も公開されています。
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(武蔵)

午後のおやつ

14時を回って、午後のおやつが運ばれました。どちらもいちごタルトと塩キャラメルクッキー。飲み物は午前と同じで、福間女流名人はアイスカフェラテ、西山女流二冠はホットカフェラテとハーブティーです。
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(武蔵)

対局再開

12時50分頃、先に部屋に戻ったのは西山女流二冠でした。数分後に福間女流名人も姿を見せます。ほどなくして、崎原女流1級が対局再開を告げると、西山女流二冠はすぐに△5三歩と受けました。

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昼食休憩中、現地では

12時から13時の間、稲葉八段と石本女流二段は大盤解説会に向けて打ち合わせを行いました。対局室の映像をチェックし、マイクの音量を確認する際は、「しばらく喋っていてください」のリクエストに戸惑う場面もありました。
Img_3151(昼食休憩時の盤面。使用駒は秀峰師作、水無瀬書)
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昼食休憩

2026011831図の局面で西山女流二冠が17分を消費して12時となり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲福間1時間18分、△西山57分です。昼食はどちらも慶祝・法要折詰め。対局再開は13時です。
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一歩も引かない戦い

2026011827先手の誘導で序盤から力将棋となっています。上図▲2六歩と逆襲し、△同歩に▲2二歩の桂取りを狙いました。以下△3三桂▲2一歩成△2七歩成▲7九角△1四馬▲9七角△5二歩▲1一と△同飛▲6五香△7二銀▲5六飛(変化図)が継ぎ盤に並びます。
2026011839以下△2八歩なら▲6六飛で6筋の突破が確定し、先手優勢となります。実戦も▲2一歩成まで進みました。稲葉八段は「どちらも一歩も引かない戦いになりました」と解説します。

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(武蔵)

平田本陣記念館

昨日の検分のあと、両対局者と関係者は平田本陣記念館を見学しました。この記念館は、かつて松江藩の「本陣」(大名や幕府役人が宿泊・休憩した施設)を務めた、本木佐家の旧宅を移築した郷土の歴史施設です。関係者は枯山水庭園が見えるホールで館内の説明を受けたあと、茶を飲みながらひと息つきました。この日本庭園は玄丹流(出雲流)といわれ、本木佐家から完全移築したものです。
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(武蔵)

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