戦型は西山女王・女流王将の三間飛車です。伊藤女流名人は▲6六歩から持久戦を目指しています。
(紋蛇)
両対局者からの挨拶後に、小林忠・岡田美術館館長より記念品贈呈が行われました。
西山朋佳女王・女流王将
「歴史と格式ある女流名人戦に出場できて光栄に思います。明日から五番勝負が始まります。新鮮な気持ちもあるのですが、自分らしさを求めて、精いっぱい頑張りたいと思います」
伊藤沙恵女流名人
「今年も女流名人戦を戦うことができてうれしく思います。今回は女流名人という立場ですが、西山女流二冠は実績ではるか上をいく方ですので、チャレンジャーの気持ちで持てる力を出しきって、ぶつかっていけたら。熱い番勝負にできるよう精いっぱい頑張ります」
【記念品贈呈】
小林忠・岡田美術館館長
「岡田美術館は2013年に開館して今年で10周年、女流名人戦は来年で50周年になります。伝統のある女流名人戦の第1局を岡田美術館・開化亭で開かせていただいて光栄です。明日はよい対局になりますよう、お祈りしております」
(明日からの健闘を誓って、エア・グータッチ)
本日の更新は以上で終了となります。明日の対局開始は9時30分です。お楽しみに。
(紋蛇、書き起こし=牛蒡)
18時30分より開幕式が行われました。その模様をお送りします。
【主催者挨拶】
依田裕彦・報知新聞社 代表取締役社長
「前期で初めて栄冠を手にした伊藤沙恵女流名人、初参戦で五番勝負に出場される西山朋佳女流二冠。今期の五番勝負はフレッシュな対局になりました。女流名人戦に新たな歴史の1ページ、新たな彩りが加わるということで期待しております」
【主催者挨拶】
清水市代女流七段・日本将棋連盟常務理事
「対局者の二人の強い思いを感じています。伊藤沙恵女流名人は初の防衛戦、西山朋佳女流二冠は女流名人に初挑戦。初物尽くしのタイトル戦です。どのような対局になるか、とても楽しみにしています」
【ゲスト挨拶】
佐久間孝・両国将棋センター、両国将棋学術会
「伊藤女流名人と西山女流二冠には、指導対局やイベントで大変お世話になっています。穏やかな笑顔と優しい話し方が共通点のお二人を応援にまいりました。記憶と記録に残る名人戦になってほしいと思います」
(紋蛇、書き起こし=牛蒡)