13時になり、対局が再開されました。
(西山女王・女流王将は12時25分頃、伊藤女流名人は12時30分頃と、どちらも席に戻るのは早かった)
(伊藤女流名人)
(西山女王・女流王将)
(再開を告げられると、手番の伊藤女流名人は少し間を置いてから着手)
(指し手は玉頭に位を取る▲8五歩だった。どこかで△8四角とぶつけられる筋を消してもいる)
(西山女王・女流王将は、すぐには指さずに盤上を見つめる)
(西山女王・女流王将は、再開時に「ホットコーヒー」を頼んでいる)
(午後の戦いに入った)
(睡蓮)
(西山女王・女流王将はすぐに席を立ったが、伊藤女流名人は12時9分まで盤の前にいた)
(手番の伊藤女流名人の側から見た盤面。押さえ込みを見せる居飛車に、振り飛車はカウンター狙い)
(伊藤女流名人のハンドタオル)
(西山女王・女流王将の席には、膝掛けが残されていた)
(床の間に飾られた関根十三世名人の書。「神徳は一心に有り」と読むのだろうか)
この局面で伊藤女流名人が15分使ったところで正午になり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲伊藤1時間4分、△西山1時間26分。昼食は、ともに「傳・特製弁当」です。対局は13時に再開されます。
(「傳・特製弁当」。今回は皿に盛りつけている)
(モバイル中継で進行を確認しながら盤に向かう真田八段)
(向かいに座るのは、森下九段)
(伊藤女流名人の側は4七金型が自玉を薄くしてリスキーで、苦労が多そうだと話していた)
(大盤解説担当の藤井猛九段も現地に到着し、報道陣の控室で談笑中)
図は10時35分頃の局面です。西山女王・女流王将が相手の5筋の位に反発して△5四歩▲同歩△5二飛と動きを見せたのに対し、伊藤女流名人は▲2四歩と飛車先の歩を突き出し、戦いにいく姿勢を見せました。これに(1)△2四同歩なら▲2五歩、(2)△2四同角なら▲4五歩ということでしょうか。いずれにしても、このまま中盤に入りそうです。
午前のおやつが出されました。注文は、伊藤女流名人が「木苺のムース、紅茶(ホット)」、西山女王・女流王将が「紅茶(アイス)、緑茶、ほうじ茶」です。
(伊藤女流名人のおやつ)
(西山女王・女流王将のおやつ)
図は9時30分過ぎの局面です。ともに早いペースで指し進めています。戦型は後手三間飛車の対抗形。ただし、西山女王・女流王将は伊藤女流名人の組み方に対応して、四間飛車に振り直しています。
(8時37分の対局室。記録係の野原女流初段が駒を磨いている)
(伊藤女流名人の盆。西山女王・女流王将のほうも同じ構成だ)
(8時45分過ぎ、西山女王・女流王将、伊藤女流名人の順で入室)
(伊藤沙恵女流名人)
(西山女王・女流王将。本局で勝てば、女流名人奪取となる)
(開始前に、両対局者に飲み物が出された。伊藤女流名人は「ミルクココア」)
(西山女王・女流王将は「ホットコーヒー」)
(定刻通りに対局開始)
(伊藤女流名人の初手は▲2六歩)
(西山女王・女流王将は△3四歩と応じた)
(第3局を制するのはどちらか)