15時になり、西山女王・女流王将に午後のおやつが出されました。注文は「いちごしぐれ、ココア、緑茶、ほうじ茶」です。
(西山女王・女流王将のおやつ)
(いちごしぐれ)
(睡蓮)
(真田八段と森下九段の継ぎ盤に、解説会が休憩に入った藤井猛九段も加わる。54手目の△5五歩から急転直下で形勢に差がついたと話していた)
(関根十三世名人が幼年時代に遊んだという日枝神社)
(一の鳥居は関根十三世名人が寄進した物で、裏には名前が彫られている)
(鳥居だけでなく、狛犬や手水舎など、境内にある多くが関根十三世名人による奉納物だ)
(本殿。オオヤマクイノカミを祭っている)
(境内には富士塚もあった)
対局場周辺にある、関根十三世名人ゆかりの場所を巡りました。
(対局場のある「いちいのホール」)
(いちいのホールの西側を走る流山街道を北に進む)
(数分歩いたところに関根十三世名人の生家があり、家の前には関根十三世名人の像が建てられている)
(生家のすぐそばの共同墓地には、関根十三世名人の碑と墓がある。こちらは駒形の記念碑)
(関根十三世名人の墓。戒名は「覇王院殿棋道大成大居士」)
図は14時過ぎの局面。伊藤女流名人が調子よく攻めを続けています。▲5五角と天王山に出て、大駒の働きも玉の堅さもはっきり伊藤女流名人に分があります。形勢は伊藤女流名人よしと見て間違いなさそうです。
(伊藤女流名人。このまま押し切ることができるか)
(西山女王・女流王将)
図は13時45分頃の局面です。西山女王・女流王将が相手の攻めを引っ張り込む順を選び、流れが激しくなってきています。△6三銀は7二銀を上がって5四金を支えた手ですが、玉の守りが弱まった点は不安要素。伊藤女流名人としては、ここで何かよい攻めがあればというところです。
(伊藤女流名人)
13時からは、藤井猛九段と山田久美女流四段による現地大盤解説会も始まっています。
(二人は西村一義九段門下の姉弟弟子)
(藤井猛九段。西山女王・女流王将の一手損四間飛車は新構想、第1局と形を変えることで伊藤女流名人の研究を外したのだろうと話していた)
(山田久女流四段)
解説会の様子は、日本将棋連盟YouTubeチャンネルで視聴できます。https://www.youtube.com/watch?v=gM22lV3suW0
伊藤女流名人には、本人の希望で13時に午後のおやつが出されています。注文は「栗ロマン(栗クリームロールケーキ)、カフェオレ(ホット)」です。西山女王・女流王将のおやつは、こちらも本人の希望で15時に出されることになりました。
(伊藤女流名人のおやつ)