南禅寺は臨済宗南禅寺派の総本山で、1291年に亀山法皇が開創しました。
後醍醐天皇による禅寺の格付け制度の下、京都五山の第一位となり、その後、足利義満(室町幕府第三代将軍)によって「五山の上」(つまり別格)とされ、隆盛を極めました。
将棋界では「南禅寺の決戦」が有名。一時将棋界から追われていた阪田三吉の将棋大成会(現在の日本将棋連盟)復帰を記念して、1937年2月に木村義雄八段(後の十四世名人)との対局が行われました。持ち時間は各30時間で、7日間にわたる対局でした。阪田の2手目△9四歩が有名な対局です。結果は木村勝ち。
※写真はいずれも9月某日に撮影。
(ウェスティン都ホテル京都から徒歩5分ほどのところに南禅寺はある)
(湯豆腐は南禅寺周辺での勧進料理が起源とされている。現在でも南禅寺付近には湯豆腐の名店が多い)
(翔)
先手が浮き飛車に構える相掛かりになりました。「▲3六歩~▲3七銀の中原流に進みそうですね。端歩を突かないのが最新形です」と新聞解説の山崎隆之七段。
(「予想が外れました」と笑う山崎隆之七段)
(『週刊将棋』紙を読む山崎隆之七段と桐山清澄九段。読んでいるのはともに、新四段誕生を知らせるページ)
(翔)