二人とも個性的な将棋を強く打ち出しています。独自の将棋ですね。第1局に相掛かりになったのは意外ですが、佐藤さんはこう指そうと決めていたわけです。指し手については、△5四歩(36手目)が柔軟な発想でうならされました。3四歩を取るぞという手に反応しないで自由に取らせて手得し攻勢を取れる展開に持ち込みました。それに対抗する▲4八玉(47手目)から▲7七桂は佐藤さんの自由な発想力を思わせます。
封じ手の局面は形勢云々ではないのですが、先手は神経を使いそうで後手の方が楽しみは多いと思います。封じ手は先手玉方面を狙うために△3三桂だと思います。横歩取り△8五飛戦法に近い感覚が必要です。封じ手というより、この後の数手の構想が注目です。それによってどちらが作戦勝ちかが見えてきそうです。
2013年1月13日 (日)
封じ手~1日目終了
渡辺竜王が50手目を封じる
図の49手目▲7七桂の局面で18時になり、渡辺竜王が封じ手の意思表示をしました。1日目の消費時間は佐藤4時間9分、渡辺3時間24分。対局は明日9時に再開されます。
掛川城と二の丸茶室
封じ手の時刻が迫る
佐藤流の玉さばき
佐藤康王将は5九にいた玉を4八に移動させました。△8六歩▲同歩△同角の王手を避けたものですが、左辺の金銀から離れるだけに指しにくい手です。前期第1局の▲5七玉(参考図)を彷彿とさせる力強い玉さばきです。












