羽生名人の勝利 第65期王将戦七番勝負第2局は、17時23分、99手で羽生名人の勝ちとなりました。消費時間は▲羽生6時間45分、△郷田7時間42分。これでシリーズ成績は1勝1敗のタイとなりました。第3局は2月4・5日(木・金)に、栃木県大田原市「ホテル花月」で行われます。
羽生名人、勝勢 94手目△8五歩まで進んだ局面で、控室の森下九段は「▲5二と~▲5一馬の攻めが厳しく、必至級です」と先手勝勢の見解を示しています。 (写真左はスポーツニッポン観戦記担当の加藤昌彦指導棋士六段)
桂得と壁銀 時刻は16時を回り、76手目△5九馬まで進みました。現局面、駒割りは後手の桂得ですが、森下九段は2二の壁銀を考慮し「先手持ち」との見解。Twitter解説の畠山鎮七段も「先手有利」と見ているようです。 (外は少しずつ雪の勢いが弱まり、西の空が明るくなり始めている)
郷田王将の辛抱 実戦は▲6六角から、△3三銀▲3五歩に△3一玉▲3四歩△2二銀と進みました。この△3一玉~△2二銀の受けに、控室の森下九段は「さすが王将といった感じで、この手は指せない手です。凄まじい辛抱ですね」と驚きを隠せない様子です。 (モニターを見ながら意見を交わす森下九段と阿久津八段)
長考の末の成り捨て 昼食休憩開けも郷田王将の長考は続き、計1時間41分の考慮で△4七歩成(第1図)が指されました。 以下▲同飛△3八角に、羽生名人が▲6六角(第2図)と王手の角打ちで返しています。 (午後になり、大盤解説会の観覧者が少しずつ増え始めている)