2018年2月 2日 (金)

久保利明王将に豊島将之八段が挑戦する第67期王将戦七番勝負は、ここまで両者譲らず1勝1敗のタイ。第3局は2月3・4日(土・日)、栃木県大田原市「ホテル花月」で行われます。対局開始は3日9時、持ち時間は各8時間、先手は久保王将。1日目の18時以降に封じ手が行われ、2日目に指し継がれます。

立会人は木村一基九段、副立会人は佐藤紳哉七段、記録係は藤田彰一三段(森安正幸七段門下)。将棋プレミアムの解説と聞き手は1日目が加藤一二三九段と山田久美女流四段、2日目が高見泰地六段と貞升南女流初段。日本将棋連盟モバイルのTwitter解説は1日目が大橋貴洸四段、2日目が平藤眞吾七段です。

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2018年1月28日 (日)

Dsc_0691(終局直後の対局室)

Dsc_0714

Dsc_0687(第2局を制した久保王将)

―― 四間飛車に居飛車穴熊という戦型になりましたが、これはある程度は予測されていましたか。

久保 途中くらいまでは。

―― 封じ手の△9六歩は割りと早めに決断されたのでしょうか。

久保 ほかにも考えたのですが、△9六歩でまずかったら、ちょっとまずい局面かなと。

―― △9六歩(封じ手)に▲8五歩と桂を取られましたが。

久保 ▲8五歩か▲9六同歩かの2択だったので。

―― そのあとの攻めは続いた形になったのでしょうか。

久保 自玉も相当、危険なので、調べてみないとわからないですが。

―― どのあたりで、よくなったと?

久保 △6六歩(98手目)と取り込んで、詰めろ詰めろで、先にいけそうだったので。

―― 勝ちを確信した手は。

久保 最後の詰めろが掛かっているかどうか。(詰みが)長手数だったので。それを見つけて。手としては△8五銀(100手目)ですね。

―― 一局を振り返るとどんな印象ですか。

久保 穴熊に組まれているので、何ともいえない中盤だと思ったのですが、積極的にいくつもりだったので。

―― これで1勝1敗になりました。第3局以降は。

久保 またあらためて、しっかり準備いたいと思います。

Dsc_0706(豊島八段)

―― 本局の戦型は想定通りですか。

豊島 そうですね。何となくは。

―― △9六歩(封じ手)は予想されていましたか。

豊島 あるかなと思っていました。

―― ▲8五歩(61手目)は1分での着手でしたが。

豊島 ▲9六同歩のほうが粘れそうな気はしましたが、桂を取れないと苦しいと思ったので。

―― 中盤は苦しそうな局面という評判でしたが。

豊島 封じ手の局面は桂をボロッと取られていますので、ちょっとまずそうな気はしました。しかし手を変えるところがわからなかったので。1日目で、ちょっと失敗した気がします。

―― 最後はだいぶ後手玉に迫ったように見えましたが。

豊島 2日目に入ってからは、苦しいと思っていました。

―― 序盤の駒組みに問題があったということですか。

豊島 どこが悪かったのか、すぐにはわからないです。

―― これで1勝1敗になりました。第3局以降はいかがでしょう。

豊島 切り替えて、また頑張ります。

88_2

15時すぎ、図の△7五銀が着手された。先手の馬に狙いをつける手で、控室では久保王将が勝勢といわれている。

■Twitter解説■
長沼洋七段>△7五銀でした。対して▲6一竜は△9八桂成▲8七玉△8六銀打▲9六玉△9五歩で後手の勝ち筋です。(後手勝勢)
長沼 洋七段>まだまだ粘る手はありますか。優勢にしておきます。(後手優勢)

Dsc_0658_2(勝勢といわれている久保王将。1勝1敗のタイに戻して、第3局の地である栃木県大田原市に向かうか)