2018年2月 3日 (土)

那須神社は仁徳天皇時代の創立と伝えられ、本殿と楼門が国の重要文化財に指定されています。社宝には弓の名手として知られる那須与一が奉納した太刀があり、例大祭では杉並木で流鏑馬が行われます。隣にある「道の駅 那須与一の郷」では那須与一伝承館や那須与一像を見学できます。

神社の境内には「王将防衛」と書かれた渡辺明王将(当時)の絵馬がありました。この絵馬が奉納されたのは第63期王将戦七番勝負第2局が行われた翌日。このシリーズは渡辺明王将に羽生善治三冠(当時)が挑戦、フルセットの末に渡辺明王将が初防衛を果たしました。

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図は64手目△2九飛成まで。指し手が止まらない、という感じでどんどん進んでいきます。図までは控室やTwitter解説でも示された進行です。
問題は攻めの成否、つまり形勢をどう判断するか。豊島八段は早指しで進めて自信を感じさせますが、駒損も大きそうです。

20180203_hikaesitu_2(検討する両立会人)

陣形整備を続ける久保王将に対し、豊島八段が仕掛けて戦いに入りました。飛角桂香を使って猛攻をかけています。

控室では木村九段が封じ手に向けて準備をしていました。2日発売の『将棋世界』3月号には、王将戦七番勝負第1局の記事が掲載されています。

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大田原市は栃木県の北東部に位置する市。かつて那須氏の拠点が置かれた那須与一ゆかりの地であり、松尾芭蕉が長く逗留して足跡を残した場所でもあります。自然豊かな土地で、那珂川は鮎釣りの名所として有名。王将戦の開催は13期連続です。

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豊島八段は再開の少し前に対局室に戻りました。13時30分、対局再開。「時間になりました」と記録係が告げると、豊島八段はすぐに盤上に手を伸ばしました。久保王将は再開して数分ほどで戻り、「指されました」の声に険しい表情で盤面を見つめていました。

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