2020年1月11日 (土)

Dsc_0218(両対局者は掛川茶PRレディから花束を贈られ、記念撮影)

Dsc_0227(明日からの戦いの決意を述べる渡辺王将)

「まずは関係各位に御礼申し上げます。ありがとうございます。私自身は王将戦に出場するのは5回目になりますが、掛川対局は非常に相性がよく、実は全勝中です(笑)。掛川城において地元のお茶をいただきながら将棋を指すというのは棋士冥利に尽きるといいますか、非常にリラックスできる対局環境を提供していただいております。対局は始まってしまえば厳しいものですので、そういった楽しみを混ぜながら明日の対局の臨めればと思います。また、本日も対局場の下見後に衣装を着て写真を撮りましたが、大阪王将杯王将戦のひとつの名物でありますし、明日から七番勝負が始まるなと実感した次第です。来年は70期を迎える本棋戦の歴史と伝統にふさわしい将棋が指せるよう頑張りますので、明日からの七番勝負にご注目いただければと思います」

Dsc_0234(広瀬八段も決意を語った)

「本日は前夜祭にお越しいただき、ありがとうございます。タイトル戦はそれぞれに特色がありますが、先ほど検分のあとに甲冑姿になって写真撮影をし、早速大阪王将杯王将戦のカラーを前面に押し出していただきました。今回は自分が挑戦することよりも藤井聡太七段の新記録を阻止するということに頭が一杯だったのですが、おかげさまで身が引き締まる思いです。渡辺さんは王将位と併せて三冠を保持している強敵ですが、明日からの対局は自分の持てる力を発揮して、この七番勝負が大いに盛り上がるものにしたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします」

(書き起こし=康太)

18時30分から掛川グランドホテル「シャングリラ スイート」で前夜祭が開催されました。

Dsc_0174(主催者あいさつは、朝比奈豊・毎日新聞社会長)

「あけましておめでとうございます。いよいよ明日、令和の初の王将戦が始まります。将棋界は新年の掛川城対局で始まるということが定着してきた感じがいたしますので、引き続き来年も開催できればと思っております。渡辺王将と広瀬八段の対戦ということで、素晴らしい戦いになるのではないかと思います。本日はどうもありがとうございました」

Dsc_0183(河野俊史・スポーツニッポン新聞社代表取締役社長)

「まずは11年連続で素晴らしい対局場で開催できるということで、関係各位、掛川の皆様方に御礼申し上げます。脂の乗りきった30代の両者という、楽しみな対局が実現しました。対局が勝ったほうにはさまざまな衣装を着てもらうことになりますが、昨年渡辺さんから衣装がぬるすぎるというご指摘をいただきましたので、対局とともに楽しみにしていただければと思います」

Dsc_0188(佐藤康光・日本将棋連盟会長)

「皆様、本日は大阪王将杯王将戦の前夜祭にお越しいただき、ありがとうございます。世代が近く、非常に切れ味の鋭い将棋というおふたりの対決となりました。渡辺さんが主導権を取り、広瀬さんが丁寧に面倒を見ていくという展開になるでしょうか。ここ数年でAIが急速に進歩し、その影響でどちらも苦しい時期がありましたが、それを乗り越えて七番勝負に臨みますので、大変盛り上がるシリーズになると期待しております」

Dsc_0200(松井三郎・掛川市長)

「皆様、本日は掛川市にお越しいただきありがとうございます。掛川市はプロの先生の協力も得て将棋のまちづくりに取り組んでいるところであります。また先ほど朝比奈会長より『第70期も掛川で』というお話がありましたが、私としても掛川対局がいつまでも続いてくれればと願っております。新年最初のタイトル戦となりますので、今年の将棋界を大いに盛り上げるスタートの一戦として歴史に残るような名勝負を期待いたします」

Dsc_0205(伊藤勝英・島田掛川信用金庫理事長)

「あけましておめでとうございます。我々信用金庫は昨年合併を果たし、これからも地元に根を張り頑張ってまいります。我々の社会同様、近年はAIの進歩とともに将棋も変化してきているということで、ますます魅力のあるものになっていると思います。将棋と実業の社会は環境の変化に適応していく点など、多くの共通点があって学ぶことが多いと王将戦を観戦するたびに感じますので、今後も掛川対局が長く続くことを願っております」

Dsc_0209(特別協賛社あいさつは文野直樹・イートアンド株式会社 代表取締役会長)

「本日はお招きいただき、ありがとうございます。歴史ある王将戦ということで、掛川対局は大変盛り上がっていると感じました。我々は大阪王将というリーズナブルな中華料理を提供しており、創業50周年を迎え、将棋メシにも大変注目をいただいております。いよいよ王将戦七番勝負が始まりますが、私どもも日本中の多くの皆様にこの将棋メシをお届けできるよう頑張ってまいります」

(書き起こし=康太)

「掛川城 二の丸茶室」で検分が行われました。検分では室温、明るさのほかに、封じ手を行う場所なども確認されました。

Dsc_0035(検分が開始され、駒の感触を確かめる渡辺王将)

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Dsc_0051(検分中、穏やかな表情の広瀬八段)

Dsc_0049(対局室の障子を開けるか閉めるかは、明日の午前の状況を見て決めることになった)

渡辺明王将に広瀬章人八段が挑む、第69期大阪王将杯王将戦七番勝負がいよいよ開幕します。
第1局は1月12、13日(日、月祝)、静岡県掛川市「掛川城 二の丸茶室」で行われます。立会人は中村修九段、副立会人は神谷広志八段、記録係は広森航汰三段(中座真七段門下)が務めます。
持ち時間は2日制で各8時間。第1局の先手番は振り駒で決められます。

中継は棋譜コメント入力が康太、ブログを吟が担当します。どうぞよろしくお願いいたします。

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【主催:スポーツニッポン新聞社】
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2019年2月25日 (月)